「このままサラリーマンで終わっていいのか」という不安には、どう向き合えばいいのか。ブロガーのフミコフミオさんは「仕事とは別の『もう一人の自分』を作ることで、人生を飽きずに生きることができる。僕の場合はブログやSNSで文章を発信することで『もう一人の自分』を作り、楽しく働けるようになった」という――。 趣味人として生きたいが、許されない こんにちは。僕はフミコフミオ、1974年生まれのアラフィフだ。こうやってネット上に文章を書きながら、食品業界で営業職として働いている。 50歳が視野に入ってきて、職業生活のカウントダウンを意識するようになった。今の仕事と職場に耐えがたい不平不満はないので、このまま最後まで今の職場で仕事を続けていくのか、それとも職業生活ラスト10年に新しい挑戦をするのか、ときどき考えるようになったのだ。 新しい挑戦といっても具体的な考えがあるわけではないので、十中八九前者を選