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「それではご親族を代表して喪主様がお線香をお願いします」と係りの人に促され、おじさんがおばあちゃんの棺の前に置かれた焼香台の上のロウソクの火に線香の先を当てようと屈んだ瞬間「ぶっ」と屁をした。世間には一定数の屁っこきというかなんの躊躇いもなく屁をする人たちがいて、歩きながらだったり大事な話しの最中だったり所構わずぶうぶうと屁をする。不思議とそういう人たちの屁は臭くなかったりもする。おじさんは親族の誰もが知る屁っこきであるのでいまさら驚くようなこともなく、まして、失敬だ!なんだと声を荒げるような人も誰一人としていなかった。みんな「ククク」とか「あはは」と場違いな間の抜けた屁の音にどこかほっとしているようだった。おじさん本人だって「ぶふふ」と笑っている。きっと棺桶の中のおばあちゃんだって笑ってたとおもう。人は生まれると誰しもが年を取り、まるで屁っこきがぶうっとやるように当たり前に死んでいくのだ
いつかの夜に連れていかれた、ビルの地下の洞窟のようなスナック。幅の狭い回り階段を降りて不思議な感じで入り組んだ廊下を抜けた先にその店はあった。店内にはやたら段差があってボックス席を仕切る煤けた白いパーテイションがまるでミコノス島の住宅群のようだった。名乗ってはなかったがフロアレディの大半がフィリピン人だった。天井の低いボックス席で会話にならぬやりとりをその外国人としていると着物を着た恰幅の良い中年女性がやってきて同行の年長者に恭しく挨拶をした。そしてこちらにも何某か言葉を掛けると一枚の名刺を差し出した。金が掛かっていそうな厚くて固い名刺には「蜻蛉」と印刷されていた。その店に行ったのはそれっきりで、しばらくするとその店の入っていたビルのあたりは再開発で更地になって新しいビルが建てられた。店は工事が始まる前に少し離れた場所に移転していた。新しいほうの店は木造の2階建てで階ごとに別の名前が付けら
長時間乗り続けるのに相応しくない車に乗って2日間ずっと移動してたら腰がバキバキになってしまったのでエロくないほうのマッサージにいってきた。受付で30分の全身コースに追加オプションでパンスト破りを頼んだらパンスト破りはありませんと断られるんだろうけど、この真面目そうな顔したオネエサンはどんな顔して断るんだろうと思いながら30分の全身コースをお願いした。「どこを重点にやりますか」というようなことを言われたので「裏筋とアナルを重点的に」と言ったらこのオネエサンは(以下略)、「腰と背中と首でお願いします」と言うと、施術台にうつぶせで寝ろと言われて寝たらまず背中をぐいぐい押された。ちょっと痛いぐらいで気持ちいいのだけどオネエサンの押すリズムというかピッチが速くて呼吸とうまく合わせられなくてなんだか身体に力が入ってしまう。きっとこのオネエサンは激しいのが好きなんだろうなとおもった。 もうちょっとゆっく
仮面ライダーオーズ第1話は、タカッ!トラッ!バッタッ! タ・ト・バ タトバ タ・ト・バッ!という変身音で仮面ライダーオーズになってしどろもどろで怪人と戦うお話 以下、第2話以降のまとめ 第2話 アヒルッ!ホタルッ!カッパッ! ア・ホ・カ アホカ ア・ホ・カッ!という変身音で仮面ライダー坂田利夫になるお話 国宝阿呆―人類初の世界遺産? 作者: 坂田利夫出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (12件) を見る 第3話 チョウチョッ!ロバッ!ギンバエッ! チョ・ロ・ギ チョロギ チョ・ロ・ギッ!という変身音で仮面ライダーチョロギになって、通りがかりの小学生に「うんこー!赤いうんこー!」と石を投げられるお話 新物入荷 ちょろぎ漬(国産・酢漬) 固型量120g(長老喜漬 ) 出版社/メーカー: 青森屋メディア: その他 ク
お天気お姉さんならぬお天気お婆さんが近所に住んでいる。日向ぼっこをしているのかいつも家の外にいてぼんやりしていて、僕が通りがかると「今日は暑いねえ」とか「曇ってるから寒いねえ」と声を掛けてくる。僕といえばスタジオアルタのオーディエンスのように「そうですね」ぐらいしか返事をしないのだけど。天気の話というのは老若男女国籍も肌の色もブサイクも美人も貧乏も金持ちも学があろうがなかろうが万人の間でやりとりできる共通の話題だ。しかもとても平和だ。「今日は暑いねえ」と声を掛けたときにいきなり「I'm fuck'n cold! Kiss My ASS!」なんつって戦争が始まったりはしない。そうなるとしたら別の原因があるはずだ。 先週末、お世話になった方の葬式に行ってきた。ここよりもちょっと山間の地域の方なので近隣に葬祭会館のようなところはなく、自宅というか営んでいるお店を使っての葬儀だった。弔問客はざっと
三車線の道路で交差点の手前が左折専用車線と直進と右折専用車線になってるようなところあって、直進の車線の列に並んでたんだけど、前の車が右折専用車線のほうへみんな避けてまた直進の車線に戻ってるので、轢き殺された動物の骸が転がってるのかなと思ってゆるゆる進んでみると、一台の赤いmini('92より以前のキャブ車と見受けられる)が停まってて動かないみたいだった。とりあえず右車線に避けてまた真ん中に戻って信号待ちしながらバックミラーで様子を見てたんだけど一向に動く様子がないのでガラ空きの左折専用車線をバックで戻って紳士服の店の駐車場に車を停めてminiに近寄っていった。運転手は携帯電話をポチポチしながら必死でキーを捻ってるんだけどエンジンが掛からないみたいなので「とりあえず後ろ酷いことになってるからそこ入れちゃいましょう」と言って運転手にハンドルを操作してもらって、同行者と二人で押して駐車場に避難さ
元気でやっていますか?ちゃんと眠れてますか?使ってもない携帯電話の有料サイトに登録してませんか?TSUTAYAのレンタルDVDを返し忘れて明日の朝返却ポストに入れておけばいいやと思ってたのに結局寝過ごして延滞料金払ったりしてませんか?お前は昔からここ一番てときにヘマをやらかして人に尻拭いをさせてきたんだから、そろそろ自分のお尻は自分で拭けるようになってね。今はシャワートイレがあるから平気なのかしら?でもビデには気をつけて。 ああ、そういえば性懲りもなくカーネーションありがとうね。おまえがお花屋さんでカーネーションてどれだろう?って野面下げて耳まで真っ赤にしてお花買ってるところ想像したらお母さん飲んでたスパークリングワインを鼻から派手にスパークさせちゃったわよ。でも必死で買って送ってくれたんでしょうからお礼言わなきゃね。はいはいありがとうありがとう。しかしまあ年に一度しかお花貰えないからどう
このあいだ飲み屋に行ったら真っ赤なドレスを着て背が高くて声の低い女の人が隣に座ったんだけど見た目が、A.ニューハーフ、B.ハーフ、C.フィリピン人、D.日本人女性、みたいな感じでクイズかしらと思ってライフラインのオーディエンスを使ったらCが70%ぐらいだったんだけどAでファイナルアンサーしたらDだった。だけど喋ってる間ずっと日本語上手だなーて思ってた。 でね、薄い水割りかなんかを舐めながら喋ってたらいつの間にか人生相談みたいになってて、相談者おれなんだけど、そのニューハーフもどきな人が言うには「男の人っていうのは背中でしか語れないのよ」ってことらしいのよ。そうかー?て思ったんだけど、まあ、そうなのかもしれないなって妙に納得しちゃってね。結局さー「おれこんなんだけど」って前置きするのも、あとで「実はさあ」っていうのもナシってことなのよね。落ち度があったとしても目を瞑れるぐらいのリアルを見せろ
勝手に作りましたので勝手に見たらいいと思います。 音楽:どうして旅に出なかったんだ/友部正人 写真:大根ストリートビュー/平民金子 望まれて(指名されるの意)仕事をして、お客さんの要求に応えて商品やサービスを提供するっていうのは、どこかサンタ・クロースがおもちゃをこどもたちに与えるのと似てるなあと思ったり思わなかったり。金はもらうけど。でも、こどもの頃にサンタからおもちゃをもらって嬉しかったのは無料だったからではなくて、欲しいおもちゃが手に入る喜びだったわけだし、「良い子にしてないとサンタさん来ないよ」というセリフは誰しもが聞いたことのある言葉で、そういう意味ではこどもだって対価を支払っておもちゃを手に入れていたということになるだろう。働く大人たちは誰しもがサンタ・クロースなのだ。と思えば、割としんどい仕事もアゴヒゲをさすりながら「おーっほっほっ」と笑いながらできそうな気がする。そして未だ
『死』というものは突然やってくるものだと思っている。時間という割とまっすぐな軸の上を僕らは歩いていてそれをずっと行った先で死が待っているのだけれども、死っていうのはそれだけに留まらずにいつも僕らの周りを螺旋状にぐるぐると回り続けていて、なにかの拍子にそいつに触れると時間の軸から外れて永遠の世界というか、こちらの世界から隔離された別の場所へ飛ばされる。その『死』と交錯した瞬間を思い通りに迎えられる人っていうのはそうそういない。重い重い病床に臥せていたとしてもやっぱり死は突然やってくるのだ。覚悟なんてできない。 グラン・トリノ [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2009/09/16メディア: DVD購入: 39人 クリック: 494回この商品を含むブログ (344件) を見る レビューの類はいっさい目や耳にしないで過ごして、このまえようやく観てみた。タイトルの『
初めて自分の自転車を手に入れたのはたぶん小学校に入学する前の頃で、それは従兄弟のお下がりだった。ライトが2つ付いている70年代の終わりから80年代初頭に流行っていた格好をした20インチぐらいのタイヤの、当時、周りのオトモダチたちが買ってもらって乗っていた自転車より一回り大きなものだった。そいつの後輪の両脇に補助輪を取り付けて荒い舗装のアスファルトの上をガラガラと耳障りな音を立てて乗っていた。車体のあちこちを巡るなにかの部品を取り付けるための細いパイプに施された銀色のメッキがところどころ剥げて赤茶色した錆が浮いていて、なんだかでっかいし煩いしみすぼらしいし、次第にそれに跨るのが嫌になっていったのを覚えている。僕が自転車に跨らないあいだもみんなは乗り続けそのうち補助輪を外してすいすいと走れるようになっていったから、どこかへ自転車に乗って遊びに出掛けるときなんかはみんなの後ろをガラガラと音を立て
山手線の先頭車両。僕のデモニカ内で暗やみのスキャナーが、運転室を挟んだフロントガラスに当たる無数の雨粒を高速度撮影のように捉える。べちゃべちゃべちゃとまるでトマトがつぶれるように流星たちは放射状に爆ぜ、僕が嘔気を知覚すると同時に、ぺっと車内に唾を吐くと加齢臭たっぷりのアルマーニがジロリと視線を寄こす。僕が俺になって奴をボコボコにしてる間にもデモニカは演算を続ける、3、2、1、インコンプリート。俺は切り裂きジャックのことを思う。ガル博士の宇宙に思いをはせる。今、ロンドンにもこうして雨は降っているのだろうか。麗人蒼いうさぎ+魔都渋谷の合体検索結果は痴人…。これが真実か。だとしたら、ちょっとつまらない。数学は数学、プログラムはプログラムにすぎないと思いたい。それ以上でも以下でもない。俺は僕になってデモニカの電源を落とす。デリートオール。だが、人間の意識はコンピューターのように簡単にオン・オフとは
このまえのそのまえの土曜日に椅子を買いに行ってこのまえの土曜日に届いたのでそのまえの土曜日に買った椅子をこのまえの土曜日に組み立てました。それで昨日、食べました。 昨日は先週のダイニングで使う椅子が欲しかったんだけど高速道路の1000円で安いなと思って買いに行きました。いろいろと店は中を見て回ってたのでコップとかフライパンは安かったので組み立て式なので持って帰れるかなと思っておじさんのサービスカウンターに聞いたらお米を入れておくライサーとか意外でマットレスは固いのはけっこうな値段の奥行きが39cmっていうけど引き出しの奥行きは35cmぐらいしかないので気をつけないといけなくて鏡台の触ったところの椅子の触ってないところを壊れたりしてたら知らんふりにして電動ベッドの背もたれがリモコンで起き上がって脚のところがリモコンで動くソファとかもあったんだけど縦になっているのが横になって面白いがシステムキ
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