新宿トロ函再訪 - （旧姓）タケルンバ卿日記避難所
昨日はまたもや「新宿トロ函」に行ってきました。 今回はこのお2人と。 id:hrykm169（http://d.hatena.ne.jp/hrykm169/） id:Artismo（http://d.hatena.ne.jp/Artismo/） Artismoさんは怪獣ヒロンさんのお友だちで、はてなでブログを7月18日からはじめられた方。18日からはじめて、23日でオフ会デビュー。おお、なんて積極的なんだ。オレなんてつい最近まで引きこもってたというのに。むう。お主、やりおるな。 今回はカメラの使い方がわかったのでピンボケもなしよ。 店内2階。「新宿トロ函」って言うくらいだから、トロ函なのだ。壁一面そんな感じ。右見ても左見てもそう。 大漁旗もあったり。ただ「日本甲殻類同好会」なのに、絵はカジキってのが気になる。甲殻類同好会なのに、どうしてエビやカニじゃねえんだ。 ホタテにマグロのカマ。ちなみ
真夏のナナの夢 - もしもし
「ナナ……」 自室で本を読んでいると、隣りの部屋から先に床に着いた夫の寝言が聞こえてきた。ナナ…。 まるで恋人の名を呼んでいるかのような愛おしい声で夫は言った。わー、気持ち悪い。 私はアイスコーヒーをゴクリと一口飲み、本に気を戻した。 「ナナ…きて」 パサッと寝返りを打った音と、ンゴォーという鼾声の後に夫がまた口走った。ナナ…きて？。まるでベッドの上で恋人を待ち構え両手を広げたような声だった。わー、ろくでなし。私は活字を目で追いながら、ギューッと本を強く握り締めた。 「ナナ…もう一回」 しつこい。心配になりそっと夫の部屋を覗きに行くと口を開けて熟睡している夫がいた。ナナ…もう1回。まるで今夜は寝かせないぜと、赤マムシでも飲んだかのような声だった。わー、脂ギッシュ。私は読んでいた本を夫の股間目掛け投げ捨て天を仰いだ。当たらなかった。 「ナナ…最高」 夫が病んでいる。なんだか居た堪れなくなり、
駄菓子屋ガール・ロックンロール - Everything You’ve Ever Dreamed
地元にある駄菓子屋は婆さん一人で切り盛りしてるような小さい店でお世辞にも綺麗とはいえない。もう25年も前の話になるのだけれど、婆さんの駄菓子屋の店頭にはカラフルな飴玉がつまった瓶、駄菓子、水風船、零戦ヒコーキが溢れ、毎日のようにボンクラ小学生が取り囲んでいた。僕もそのうちの一人で「うまい棒」や「よっちゃんイカ」や「ベビースター」を毎日のように買っていた。そこは僕らの宝島だった。 ガンプラが流行ったとき、プラモ屋が「ド・ダイYS」とザクの「武器セット」を抱き合わせにするような阿漕な商売をして、「あそこではもうプラモ買わねー」「エンガチョ」「店の前に犬のウンコ置いちゃおうぜ」「立ちションしよーぜ」と百円玉3枚を握り締めたボンクラ小学生の失望と顰蹙と怒りの標的になったけれど、婆さんはそんな商売っ気を微塵も見せることなくガンプラが入荷するや否や「シャーガンダムあるよ〜」と僕らに声を掛けてひとつずつ
滋養豊富 風味絶佳 - し村の住人M
今月初めに旅行に行ったんですが、本当はその旅行の移動時間に読むために買った本。 「ちょっと味見…」と思って前日に読み始めたら止まらなくって、結局家で読破。 山田詠美の「風味絶佳」です。 風味絶佳 作者: 山田詠美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/05/15メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (310件) を見る 「6粒」の恋愛短編小説です。すごいのは、どの短編もハズレがない。どれもいいんです。 読んでからのお楽しみということで、内容には触れません。 タイトル「風味絶佳」がなんなのかも言いません。 でも、寝る前に読んだらきっといい夢が見られます。 通勤電車で読んだら、降りるときにはきっと心優しい人になっています。 （主人公が女の人のも男の人のもあります。だから恋愛小説だけど、男の人も楽しめるはず） 「重い本は読みたくないけど、なんかいいのないかなー」 「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
はてな
はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
由美ちゃんへ
