脱サラ、脱サラ、脱サラと日々唱和しているので、フィーリングやノリで言っているような印象を与えているかもしれないが、僕の脱サラは思い付きではない。10年前に立案され、着実に実行されてきた計画である。暴走ではない。家族のコンセンサスも得ている。当時、奥様から出された条件は一つ。「現在の生活レベル=収入を維持すること」それだけだ。僕は会社員だ。営業職として28年間働いてきた。その間、会社というクソつまらない仕組みに迎合し、主任、課長、部長という役職についてきた。脱サラの条件は、(A)本業の収入(会社員としての収入)より多くの(B)副収入(B)があればオッケーというものであった。つまり「A<<B」である。 10年前、脱サラを目指して副業を始めた。メディアからの執筆のオファーを受けるようになった。これまでずっと途絶えることなく続いている。並行していくつかの書籍も出版した。先祖代々の不動産も貸しはじめ