かつて世界には日本人の知らないプロレスラーが存在した。 顔も知られファイトスタイルも有名で名前も通っていたが来日できなかったレスラー。 名前や詳細は知られていたが未来日で全貌が謎だったレスラー。 姿は画像のみ・・・その他名前以外まったくわからなかったレスラー・・・ あの頃、そういったレスラー達を人は“まだ見ぬ強豪”そして“幻の強豪”と呼んだ。 今回のプロレス研究所はそんな強豪の中でも顔すらわからないヨーロッパのレスラーのお話です。 ボクがその名前を耳にしたのは中学3年になったばかりの頃だった。 あの頃、アントニオ猪木のビデオで“血戦十番勝負”というのがあってー・・・これが1本の収録時間がだいたい20分くらいのビデオで、全10本というシリーズだったんだけど、なんと値段が1本7000円という破壊力の持ち主だったんだ。 今では信じられない単価だが、でも猪木ファンだったボクはストロング小林戦やウイ
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