東京の、資生堂が運営する保育園(2008年4月2日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【4月30日 AFP】託児所や保育園に通った経験のある子どもは、そうではない子どもに比べて、白血病になるリスクが30%低い。米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)のチームが29日、こうした研究結果を明らかにした。 パトリシア・バフラー(Patricia Buffler)博士のチームは、白血病の子ども計6108人と白血病ではない子ども計1万3704人に対する、14種類の調査結果を分析したところ、保育園に通うなど早い時期に他の子どもたちと接する「社会経験」がある子どもでは、そうした経験がない子どもに比べて白血病リスクが30%低いことが分かったという。 「早い時期に他の子どもたちと接する経験のある子どもは、ひとりで遊ぶ子や兄弟が