26日、イベントに出席した藤井太洋氏(右端)、SF作家で第19代日本SF作家クラブ会長の林譲治氏(右から2人目)、小説家で翻訳家の立原透耶氏(左から2人目)。(重慶=新華社記者/谷訓) 【新華社重慶10月29日】中国重慶市で25〜27日、中国語で書かれた優れたSF小説に贈られる「星雲賞」の第10回授賞式を含むスペシャルイベントが開催された。第18代日本SF作家クラブ会長を務めたSF作家、藤井太洋氏はイベントの席上で、劉慈欣(りゅう・じきん)氏の作品「三体」が今年日本で発売され、日本に2012年以来最大のSFブームを巻き起こしたと紹介した。 26日、中日両国のSF作家や学者と共に、「三体」の日本の出版界と読者における反響について話し合う藤井太洋氏。(重慶=新華社記者/谷訓) 藤井氏は「三体」は今年の春に日本で翻訳、7月に発売されるとまたたく間に大ブームを巻き起こし、SFファンのみならず日本の