概要 Blenderのドライバーの使い方を紹介します。 ドライバーとは、あるオブジェクトのプロパティを別のオブジェクトから参照するしくみです。 ドライバーを使うとアニメーションの設定などが便利になります。 以降では具体例で説明します。 対象オブジェクト 下図のようなオブジェクトを用意してください。 車体(名前はbodyとします) 前輪(名前はtire_fとします) 後輪(名前はtire_rとします) ここから、車体を動かした時に、自動的に車輪が回転する方法を説明します。 まず、前輪と後輪の親を車体にしましょう。前輪、後輪、車体の順に選択し、Ctrl + P(ペアレント)のオブジェクトを選択します。 これにより車体を動かすと車輪も一緒に動きます。 ドライバーの設定 車体は、y軸の負の方向を向いているとします。ここでは、車体のy座標を使って、前輪のx軸を回転させます(回転させるべき軸はモデルに