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ブックマーク / ameblo.jp/paleont-kt (6)

  • 『サイエンスライターになるには:第2回 サイエンスライターは食っていけるのか?』

    化石の日々オフィス ジオパレオント代表のサイエンスライター 土屋健の公式ブログです。 化石に関する話題,ときどき地球科学,その他雑多な話題を書いていきます。 「サイエンスライターになりたい」という人向けの、個人的見解記事(不定期連載)。 第2回は、とっても大事な「収入」についてのお話です。 さて、よく学界の皆様とお話をすると、「日にはサイエンスライターが少ないよね」と言われます。 「科学の楽しさを、筆で広げていくプロが少ない」というご指摘です。 なぜ、少ないのか? これは先日、某出版社の役員の方々とともに、とある学界の代表の方々と事したときにも話題になりました。 学界サイドからの質問で、 「なぜ、日でサイエンスライターは少ないのでしょうね?」 役員と私の、ほぼ即答に近い結論は、 「日のサイエンスライターは、べていけないから」です。 これ、現実です。 サイエンスライター業でべてい

    『サイエンスライターになるには:第2回 サイエンスライターは食っていけるのか?』
    Ditty
    Ditty 2015/06/08
  • 『メディア関係者様向け:「草」食恐竜……って,使いどころあってます?』

    化石の日々オフィス ジオパレオント代表のサイエンスライター 土屋健の公式ブログです。 化石に関する話題,ときどき地球科学,その他雑多な話題を書いていきます。 私は大学院時代,白亜紀の花粉化石を研究していました。 今回は,植物化石をかつてあつかっていた人間として,ぜひ,お伝えしておきたいです。 やはり,メディアに携わる身としては,単語の意味を理解して記事を書いていきたいと思いますし,書いていただきたいと思っています。そんなお話です。例によって,記事を書く上での最低限必要な「認識」と思います。興味をもたれたら,ご自分でもいろいろと調べてみてください。 恐竜の表記で 「草恐竜」 という言葉をみかけます。つい最近も,某新聞で拝見しました。 今回は,この言葉の意味を考えたとき,「当かどうか」というのを,次の点から深く掘りさげてみたいと思います。 1.そもそも【草】って何? 今,手元に東京化学同人

    『メディア関係者様向け:「草」食恐竜……って,使いどころあってます?』
  • 『メディア関係者様向け:“地質年表”はお持ちですか』

    UpperとかMiddle,Lowerというのは,直訳すれば上部,中部,下部になります。これは地層の重なりを意識したものですが,一般には馴染みの薄い表現になるので,順に後期,中期,前期と表記すれば良いかと思います。 こうした「○○代□□紀(△△世)」というのが,いわゆる地質時代です。 で,この表の「Age Ma」というのが,地質年代です。 「Ma」というのは,「Mega-annum」の略です。 「なんのこっちゃー」かもしれませんが,ようは「1Ma=100万年前」と覚えておいていただければ問題ないと思います。 この単位が示しているように,地質学者や古生物学者は,100万年,1000万年スケールで物事を考えます。 取材をしていてよく言われるのが,「時間の感覚の差」です。これがなかなか。 さて,たとえば,白亜紀(Cretaceous)と古第三紀(Paleogene)の境界をみると,「65.5±0

    『メディア関係者様向け:“地質年表”はお持ちですか』
  • 『メディア関係者向け:学名の「斜体」は,格好良いからやっているわけではないのです』

    化石の日々オフィス ジオパレオント代表のサイエンスライター 土屋健の公式ブログです。 化石に関する話題,ときどき地球科学,その他雑多な話題を書いていきます。 現生生物でも,古生物でも,新種がみつかると,学名がメディア上を踊ります。 例えば,こんな感じ↓ Anomalocaris canadensis 今回は,そんな「学名」のお話。 最近増えてきた,個人のホームページで学名を記載している方にも,ぜひ,知っておいていただきたい基の「キ」のお話です。 基的に学名は,世界共通のものです。 18世紀の博物学者,カール・フォン・リンネが考案した「二命名法」というものが使われています。 これは,「属名」と「種小名」の二つで構成するものです。 誤解を恐れず,メディア関係者が学名を紹介するときのざっくり認識で考えれば,「属名」は私たちにとっての「姓(last name)」であり,「種小名」は「名(fir

    『メディア関係者向け:学名の「斜体」は,格好良いからやっているわけではないのです』
  • 『その古生物,何色?』

    化石の日々オフィス ジオパレオント代表のサイエンスライター 土屋健の公式ブログです。 化石に関する話題,ときどき地球科学,その他雑多な話題を書いていきます。 近年,とくに恐竜に関する色の研究が報告されるようになりました。 ほんの数年前までは,恐竜をはじめとする古生物の色って,まさに想像の世界でした。 私は古巣で,古生物のイラスト復元の連載記事を約8年間担当していました。 この記事は,原稿と資料集め,編集は編集部の担当(私)が行い,イラストはプロの方にお願いします。 原稿もイラストも研究者のチェックを受けながら,修正を加えて,出稿というわけです。 古生物の研究者に取材をしたときに,「これ,色をどうしましょ?」とお聞きすると,大抵は,「お任せするよ」と返ってきました。 「色については想像に任せるしかない」というのが,その理由でした。 そのため,これまでの古生物の色というのは,近縁の動物だったり

    『その古生物,何色?』
  • 『メディア関係者様向け:「恐竜って何だ?」』

    化石の日々オフィス ジオパレオント代表のサイエンスライター 土屋健の公式ブログです。 化石に関する話題,ときどき地球科学,その他雑多な話題を書いていきます。 「空飛ぶ恐竜「翼竜」の化石を発見!」 「イルカ似の恐竜」 などと,21世紀もだいぶすぎましたので,そろそろこんな記事の書き方をやめませんか。 上の表現は,完璧な間違いです。 いまだに,記事のキャッチになるからか,こんな表現をみかけるから同じ物書きとして,またメディアとしてちょっと情けないです。 ちなみに,ドラえもんの名作映画「ドラえもん のび太と恐竜」に出てくる,ピー助は,クビナガリュウであって,恐竜ではありません。 「じゃあ,恐竜って何なの?」 というメディア関係者様向けに,「恐竜」と,よく混同されているのを見かける「翼竜」,「魚竜」,「クビナガリュウ」,「モササウルス」のちがいを,ざっくりとここに書いておきます。 とりあえず,この

    『メディア関係者様向け:「恐竜って何だ?」』
    Ditty
    Ditty 2012/01/08
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