あれは2012年の冬だったか。会社が年末年始休暇に入るのにあわせ、我が家にArduinoがやってきたのは。 すごく冷えたあの冬に買ったWIREDを読む内にArduino UNOを見つけ、気づいたときにはスターターキットをAmazonでポチっていたほど、有無を言わさない魅力があった。 それからしばらくはArduinoを使って電子工作をするのにハマった。手を叩くと光る照明のような、ごく簡単な物でも、完成したときはすごく嬉しくかったし、世界一クールに見えたのを覚えている。あれは何か、自分で料理を作ったときの感覚に似ていた。 それが高じてお仕事で電子工作をやらせてもらったり、MAKERS系の集まりにも出るようになったりと、Arduinoに出会えてよかったと本気で思う。披露宴のスピーチじみてきたな。 Arduinoをはじめよう 第2版 (Make:PROJECTS) Arduinoをはじめようキット