▼一つ論文を仕上げていました。 Non-fixing Gauge Field Quantization ゲージ自由度がある場合の量子化はゲージ固定の方法を捨てて新しい方法を採るべきだということです。 実は概略はすでに「ゲージ固定しなくもゲージ場の量子化が出来る方法について」に書いてありますが、細部まで実現するのは大変でした。細部ではいちいちこれまでの教科書と衝突するからでした。丁度教科書を書き直したみたいな感じでした。 しかしブログなんかに書いたら盗まれるのではないかと考える研究者がよく居ますが、有名人でもない限りは意外と心配いらないもののようです。 ▼個人的にはかなりの自負がある論文なのですが、今のところ反応は乏しいです。内容のスコープが大きすぎて意味がつかみがたいのかも知れません。主張の眼目は横波性への批判と拘束条件の扱い方だけなんだけども、なぜそれが正しいのかは、どちらかというと多数