12月14日夜、都内のホテルで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳と安倍晋三首相の夕食会が波紋を呼んでいる。人気アイドルグループ「AKB48」が、ASEAN各国の首脳や大使の前で代表曲「恋するフォーチュンクッキー」を披露している姿が、「まるで北朝鮮の喜び組のようだ」と、ネット上で非難されているのだ。「喜び組」とは、高い地位にある男性に奉仕する女性の集団を指す表現で、北朝鮮国内で政権幹部をもてなすために存在すると噂されている。今回のASEAN首脳の夕食会について、各スポーツ紙は次のように報じた。 「知っている方は一緒に踊ってください!」。琴の生演奏など日本の伝統文化が紹介された後、J-POPのトップバッターとしてAKB48が登場した。センターの指原莉乃(21)が笑顔で呼びかけ、大島優子(25)らと「恋するフォーチュンクッキー」を披露。息の合ったダンスで各国要人を喜ばせた。 (サンケイ