ロシア・モスクワ郊外ノボオガリョボの大統領公邸で、政府関係者とビデオ会議に臨むウラジーミル・プーチン大統領。スプートニク提供(2021年12月24日撮影)。(c)Alexey NIKOLSKY / Sputnik / AFP 【12月26日 AFP】ロシア国防省は25日、ウクライナ国境付近で1万人超の部隊が1か月間にわたり行っていた軍事演習が終了したと発表した。 国防省によると、南部軍管区の部隊はロストフ(Rostov)州、クラスノダール(Krasnodar)地方、2014年に旧ソ連構成国のウクライナからロシアが併合したクリミア(Crimea)共和国などの南部地域で演習を行っていた。 演習に参加していた部隊は撤収を開始し、待機部隊が年始休暇中の対応を担うという。 西側諸国は、ロシアが冬の間にウクライナへの侵攻を計画しているとして、国境付近に10万人規模の軍部隊を集結させたことを非難してきた