大日本印刷と東京大学の研究チームが、世界最速のブックスキャナを開発した。書籍を裁断することなく、1分間に250ページをスキャンできる。こちらは実際に読み取っている映像。 BFS Auto High Speed Book Scanner at over 250 pages min - YouTube リアルタイムの3次元認識技術と、ゆがみ補正アルゴリズムにより、高解像度でのスキャンを実現したそうだ。 大日本印刷は、2013年度中に図書館の蔵書の電子化サービスを開始する予定で、ブックスキャナ自体の販売も検討しているとの事。 書籍を裁断せずに電子化する方法は、iPhoneアプリでも「非破壊自炊」として話題になった事がある。やはり装丁された本を裁断するのは、気持ちの良い行為ではない。今後は非破壊スキャナの普及に期待したい。 ➤ 大日本印刷 via Engadget, Mashable 関連記事 K