安徽ヨウスコウワニ国家級自然保護区で人工繁殖されたヨウスコウワニ(2019年8月27日撮影)。(c)Xinhua News 【9月10日 Xinhua News】中国の長江(揚子江、Yangtze River)流域に生息するヨウスコウワニは、中国固有の希少種で世界最小のワニの一種でもある。個体数が非常に少ないため、国家1級重点保護動物に指定されている。 【関連記事】池から出てるの目鼻だけ、ヨウスコウワニ夏の過ごし方 安徽 安徽(Anhui)ヨウスコウワニ国家級自然保護区は1982年に設立され、面積は1万8565ヘクタール。安徽省宣城市(Xuancheng)と蕪湖市(Wuhu)の一部の県・区にまたがる。保護区管理機関から生態観察員として委託された地元農家の21人が毎日、保護区内を巡回し、野生のヨウスコウワニの安全な生活環境を確保している。 そのうちの一人、佘世珍(She Shizhen)さん