オープンソースのSmalltalk実装を開発するSqueakコミュニティは3月16日、最新版「Squeak 4.0」を公開した。最新版より、MIT LicenseとApache License 2.0の2つのライセンスの下で公開される。 Squeakは米Appleでスタートしたプロジェクトで、Smalltalk言語・環境にマルチメディア機能を加えた移植性の高い環境。Squeakで開発された仮想マシンを持ち、Squeak内で実行とデバッグができるなど、多様な特徴を持つ。マルチメディアアプリや教育プラットフォームなどさまざまなプロジェクトに利用されている。 今回リリースされたバージョン4.0は、機能的には前バージョンの「Squeak 3.10.2」と同じだが、ライセンスが変更されたためにバージョン番号もアップデートしたとのこと。現在進行中の開発作業は、準備が整い次第バージョン4.1としてリリー