備忘のため、以下の Arduino のメソッド(と呼ぶのかな?)がおおまかにどんなことをしているかメモっておきます。 高速化のために調べたので、パフォーマンス観点からの文章になっています。 pinMode() digitalWrite() analogRead() tone() pinMode まずは書き やすいのから。 pinMode は、I/Oピンの入出力モードを切り替えるためのメソッドです。これぐらいじゃ重くならないだろうとつい思っちゃいますが、そうはいきません。 pinMode のシンタックスは、 pinMode(pin, mode) ですが、ピン番号というのは Arduino の仕様であって、AVR には理解できない番号です。 理解できるのは、ポート種別 (PORTB とか PORTD とか) とビット番号です。 てことで、Arduino の中でピン番号からポートレジスタとビット
調べてみるとdigitalWriteは実行するのに44サイクルかかるらしいです。 他にもdigitalReadやpinModeなんかも結構遅い感じでした。 そこでAVR寄りの書き方にすることで自分なりに高速化することにしました。 高速化の原理? 高速化するといっても簡単にいえばArduinoの冗長なプログラムを短くするだけです。 Arduinoはご存知の通り、ATmega328Pが搭載されています。 そのATmega328PとArduinoのピンの対応付けは次の図のようになっています。 ICの11番ピンのPD5はArduinoのディジタル5番ピンに割り当てられています。 AVRのプログラムの場合はレジスタを制御することによってこういうピンの状態をHIGHにしたりLOWにしたりできるのです。 Arduinoはレジスタ制御をうまいこと隠すことによってわかりやすいプログラムになっており、互換性の
秋月電子でVS1011EのMP3デコーダーを見て、MP3プレーヤーを自作できそうだと思いました。ネットで調べたら既に先輩たちが作成した例をみつけて、データシートやネット文書などを参照しながら自分のMP3プレーヤーも作成できました。 VS1011EはMP1、MP2、MP3、WAV、PCMのフォーマットを320 kbit/sまで再生することができます。AVRマイコンからSPI通信回路でVS1011Eに繋いで、コマンドバースでVS1011Eへの制御が可能です。コマンドで主に以下のことを制御することができます。 再生開始 音量制御 低音、高音の強調 構成 再生するMP3ファイルは事前にパソコンからSDカードに保存して、AVRマイコンがSDカードから読込んでVS1011Eに転送します。SDカードのファイルを読込するためにChaN氏のPetit FAT File System Moduleを利用してい
0.概要 ATmega32U2はUSB回路を内蔵したAVRです。そのアーキテクチャはArduino LeonardoやArduino Microに使われているATmega32U4と類似しているのでUSB直結のArduinoモドキを簡単に作れるのではないかと試行しました。 ATmega32U2はADCやI2Cなどを搭載していないためArduino互換機とは成り得ないので「Arduinoモドキ」です。 1.先行事例 Atmega32U2搭載のマイコンボード「Minimus AVR USB」(廃品種)をArduino IDEと連携させるプロジェクト「minimus-aruduino」が過去にありました。このプロジェクトの成果を,そのままトレースします。 2.回路構成 回路図です。 回路構成の詳細はこちらに記載されています。 ブレッドボードでの実装例です。 ピッチ変換基板の裏にユニバーサル基板を重
はじめに 最近は見ることが無くなったフロッピーディスクですが,AVR (ATMega1284P)を使用して,フロッピーディスクドライブ(FDD)と同じように振舞いながら,AVRのフラッシュメモリに書き込んだディスクイメージにアクセスできるFDDエミュレータを作りました. ネットワークブートしたい古いパソコンがあり,ブート用ROMを搭載していなかったのでgPXEを使おうとしましたが,USBブートに対応しておらず,ブート目的のためにHDDやCD-ROMをわざわざ使いたくなかったのでこのようなものを作りました. gPXEを起動できればよいという目的だったので,ハードウェアはAVRだけを使ったシンプルな構成ですが,127KB以下のディスクイメージしか保持できずディスクへの書き込みには対応していないという機能制限があります. 本ページでは特に断らない限り,フロッピーディスクと言った場合には3.5イン
A computer running the BASIC programming language, generating composite video and reading PS/2 keyboard input using a single AVR.
2011年に予定されているアナログビデオ放送の停波に伴い、アナログテレビの大量廃棄が社会問題となることが予想されます。国内のアナログテレビの台数は1億台以上と推計されていますから、想像を絶する大量のゴミが生まれることになります。まだ使えるモノを捨てるというのは甚だもったいないことです。人であれモノであれ、この世に生まれ出た限り、その役割を全うしたいものです。ここでは、ワンチップマイコン(ATMEL社のAVRマイコン)を使い、アナログテレビの再利用の可能性をさまざま試してみました。(2007年7月) [1]の記事を見た時には、ワンチップマイコンでビデオ信号を直接作ることができることに驚きました。また、[2]~[4]では、マイコンの内蔵メモリをVRAMとして使い、基本的な関数群を用意することにより、ビデオ装置のプログラム開発が容易になることを知りました。以下の装置はこれらを参考に製作したもので
○ 使い方 スイッチを入れ、ボリウムでラケットを上端に移動するとゲームが開始します。ゲームは9点先取です。 ○ 技術情報 「プレイヤー側のラケットにボールが当たってからコンピュータ側のラケットが移動を開始するまでの遅延」を小さくするとコンピュータが強くなり、大きくすると弱くなり、この値を微妙に調整しています。 マイコンはATMEL社のAVRマイコンATtiny45Vを使いました。ビデオ信号の発生方法については、主にBruce Land氏の資料[1][2]を参考にしました。プログラムはWinAVR(20060421版)のgcc-avrで「-Os」オプションでコンパイルします。 ATtiny45のSRAM256バイトの内192バイトを、モノクロ48×32ピクセルのVRAMとして使っています。1水平走査時間を64μsとし、256ラインで1フィールド1/61秒になっています。 出力の整
無線 ドローン 測定器・ツール パソコン ソフトウェア・ネットワーク オーディオ 小物・その他 無線 JJY受信用ソフトウェアラジオをSTM32F103で作る (2021-10-11) Blue Pillマイコンボードを使って長波JJY受信専用のソフトウェアラジオを作成 STM32F4を使用したダイレクトサンプリング方式ソフトウェアラジオ (2021-04-10) STM32F407単体で動作するソフトウェアラジオ 長波JJYの受信 (2019-12-06) 長波の標準電波(40kHzと60kHz)をSDRで受信 ドローン 小型ドローン(80/120/125/150mmクアッドコプター)の自作 (2021-11-18) 自作フライトコントローラーを使用した1S/2S用の小型ドローン USB用無線プロポアダプター (2021-06-03) プロポからの信号を受信してUSB HIDデバイスとし
1.はじめに Da Vinch 32U はストロベリー・リナックスが製造・販売しているATmega32U4搭載のマイコンボードです。これをArduino IDE 1.8.x から使って見ます。 2.Arduino Micro として Arduino IDE 1.6.x 1.8.x で使う ストロベリー・リナックス提供のArduinoブートローダを書き込んだDa Vtnci 32Uと、その定義ファイルはArduino IDE 1.6.x 〜には適合しません。しかし,Da Vinci 32UはArduino Microと同じデバイス(ATmega32U4)と構成ですので,Micro用のブートローダを書き込めばDa Vinci 32UをArduino Microとして動作させことができArduino 1,6,x 1.8.x に対応します。 参考:Arduino UNO を用いたDa Vinci
Kickstarterで資金調達開始後、2日で目標額を達成した「Digispark Pro」は、コインほどの大きさで14ドルと安価、さらにUSBインターフェースを備え、専用拡張ボードを刺せばWi-FiやBluetoothも利用できる開発プラットフォームだ。 開発元のdigistumpは、2012年8月に同じKickstarterで「Digispark」プロジェクトを成功させている。Digisparkは、Arduino互換性があり安価で、オープンソースであることを特徴としており、初心者から専門技術者を問わず大ヒットした。そのDigisparkから1年半、改良を重ねて登場したのがDigispark Proだ。 Digispark ProはDigispark用に開発された25種類以上の拡張ボード(シールド)をそのまま利用できるので、Wi-FiやBluetoothなどワイヤレスへの対応も容易だ。
Android端末に直接差し込めるというお手軽感がかなり素敵。 「自分の作った電子工作を、気軽に持ち歩いてカフェや飲み屋の席で見せて楽しむ」 そんなコンセプトから生まれたArduino互換ハードウェア『PocketDuino』が、つい数日前にクラウドファンディングサイトindiegogoで支援募集を開始しました。 オープンソース・ハードウェアとして人気の高い『Arduino』。 メイカーズムーブメントが盛り上がる中、自分で電子工作を始めてみたという方も多くなってきました。 ただ、自分で作って満足しているだけでは物足りない、誰かに見せたい、でも外に持ち出すにはちょっと大げさ・・・と感じている人にはこの『PocketDuino』がピッタリかも。 PocketDuinoはAndroidに直接挿せるタイプのArduinoで、Arduino Pro Mini互換のハードウェア。 codebender
4月8 ArduinoにPS/2日本語キーボードをつなぐ カテゴリ:Arduinoキーボード ArduinoにはPS/2キーボードを接続するライブラリがオプションであるので実験してみた。 まずPS/2キーボードを接続するための治具。以前PS/2信号の観測用に作ったものを手直し。 Pin1(DATA)とPin5(CLK)について、10KΩでPin4(+5V)にプルアップ。ジャンパで設定可能。 ピンの番号は写真の通り。 PIN1→Arduino Pin2、PIN3→GND、PIN4→5V、PIN5→Arduino Pin3 に接続。 なお、キーボードのCLKを割り込みとして受け付けて処理するので、Arduino UNOの場合はPin3にしか接続できない。 ではPS/2キーボードのライブラリを設定してみる。Arduino IDEには標準では入っていないので自分で入れる必要がある。 ARDUINO
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