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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (7)

  • ライトノベルの読者年齢を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに ライトノベルの読者年齢について語られるとき、近年はしばしば「高齢化した」ということが指摘されます。 しかしその多くは「現在のラノベ読者年齢が高い」ことだけをもって「高齢化した」と言っており、10年前あるいは20年前のラノベ読者年齢と比較していることはほとんどありません。なにせ資料が少ないからです。 私は2000年代からラノベ関連のニュースを観測していますが、ラノベ読者年齢の推移を表すわかりやすいデータはほとんど無かったと思います。しかも、10年前ならもっと資料が残っていたと思うのですが、いまや2000年代の多くの記事は削除されており、ネット上では遡れなくなっています。 というわけで、現在でも残っている「ラノベの読者年齢」のデータを、いまのうちに整理しておこうというのがこの記事の主旨です。 あらかじめ言っておくと、この記事を読んでも「ライトノベルの読者年齢」はわかりません。そのもの

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  • ライトノベルの世代分けを考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    世代分けって楽しいですよね。 無意味に「第3世代の特徴はこうだ!」などとレッテルを貼ったり、「第1世代の素晴らしさと比べて最近の世代は」「第7世代の面白さを理解できない老害は消えろ」なんてワイキャイと言い争いたいものです。 というわけでライトノベル作品の世代分けを考えてみましょう。 第1世代 ソノラマ・コバルト世代 1977年 高千穂遙『クラッシャージョウ』 1979年 栗薫『グイン・サーガ』 1980年 新井素子『星へ行く船』 1982年 田中芳樹『銀河英雄伝説』 1983年 菊地秀行『吸血鬼ハンターD』 1984年 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』 ラノベ史のスタンスは「ソノラマ・コバルトから始める」か「スニーカー・ファンタジアから始める」かで大きく分かれる気がしますが、ここではとりあえず「スニーカー・ファンタジア以前」をひと括りに「第1世代」として位置づけようと思います。 ソノ

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    Dragoonriders
    Dragoonriders 2021/02/04
    第一から第六までは自覚的に読んでるな。第七世代は読んでなくてアニメで追う程度。新井素子はグリーン・レクイエムが好きすぎた。そして、文芸部の連中が新井素子をパクりまくっていたのを思い出すわ。
  • 電子書籍に移行したいラノベ読者のためのBOOK☆WALKER講座 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ラノベ読みが使うべき電子書籍サービスといえば? そう、BOOK☆WALKERですね。 は? Kindle??? クソAmazonなぞを使おうと言うのかね? ラノベ業界はカドカワ帝国の支配下にあるんだよチミィ。 我々はカドカワ様のもとで楽しい御を読ませてもらっているんだ。 電子書籍もカドカワ様直営のBOOK☆WALKERに決まっているだろう? というわけでBOOK☆WALKERのさまざまな使い方について解説していきたいと思います。 BOOK☆WALKERから金はもらっていません! ほんとだよ! iOSアプリからは買うな! これが最も重要な点です。 BOOK☆WALKERアプリの下部メニューには「ストア」という項目があって、そこから書籍を購入できるのですが、赤線で囲ったところを見ていただければ(字が小さいですが)わかるとおり、アプリ内ストアのほうがちょっと高いんですね。 これはApple税と

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  • せっかくだし平成を代表するラノベを30作品ほど選んでみる - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「なんか平成にちなんだこと書くか」と思うたびに思うんだけど平成って長すぎる。1990年代・2000年代・2010年代の三十年間をほぼ内包している。ライトノベル史の大半がこの三十年間に収まってしまう。「平成のベストラノベ」とかほとんどオールタイム・ベストじゃねえかって感じだし、「平成のラノベを振り返る」とか言ってもラノベ全史みたいなもんじゃねえかって感じだ。それでもなお振り返ろうとしても俺は90年代にはラノベに触れていなかったので伝聞でしか振り返れなかったりする。あとなんか90年代って昭和扱いされてる感があるよな。いや、ともかく、そういうわけで、1990年代・2000年代・2010年代のそれぞれでなるべく客観的にその年代を代表する10作品を選んで、合計して30作品。この方向性でいこうと思う。 1990年代 1989 無責任艦長タイラー フォーチュン・クエスト 1990 スレイヤーズ 1991

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    Dragoonriders
    Dragoonriders 2019/04/30
    90,00年代編は割と目を通してる気がする。10年代は、ビブリア、りゅうおう、リゼロくらいで、あとは肌に合わない作品が多いし読んでないの多いかもな。
  • 「異世界転生・転移もの」の略称というか通称を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    異世界転生とは「現実世界で死んで異世界に生まれ変わる物語類型」、異世界転移とは「現実世界から異世界に移動する物語類型」のこととする。 「勇者として異世界に召喚されるもの」や「現実世界と異世界が接続されて行ったり来たりするもの」などもそこに含めることとする。 また「VRゲームが実体化するもの*1」や「転生した先が戦国時代であるもの*2」なども含めることとする。 …と長々と説明してみたが、この「現実世界から異世界へ移動する物語類型」のしっくりくる呼び方が無い。 「転生もの」「転移もの」だともう片方が含まれないし、いちいち「転生・転移もの」と書くのも面倒だ。 しょうがないから適切な呼称を考えてみよう、というのが、この記事の企図するところである。 異世界ファンタジー 「ちょっと待って、それって異世界ものとか異世界ファンタジーって言うんじゃないの?」と思った方もいるかもしれない。 しかし「異世界ファ

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    Dragoonriders
    Dragoonriders 2019/02/17
    へー転生と転移を分けるんだ。「異世界へGO!もの」のように漢字表現を捨てれば、割と境目がぼんやりするぞ。
  • もっとSFが読みたい! 俺もSFライトノベル10作品をオススメする! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    今回の記事はこちらにインスパイアされております。 blog.livedoor.jp ストライクフォール ストライクフォール (ガガガ文庫) 作者: 長谷敏司出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/06/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る『円環少女』『BEATLESS』の長谷敏司の新作。 人型ロボットに搭乗し、宇宙空間を超高速で飛び回りながら戦う架空のスポーツ「ストライクフォール」、速度と慣性に支配されたこのスポーツに「慣性制御」という新技術が持ち込まれたら…? 野球でもサッカーでもバスケでも、既存の戦術を革新的な新戦術が打ち破る瞬間というのは何にも代えがたい興奮があると思いますが、それを架空のスポーツの架空の戦術で完璧にやりとげている、という点にこの作品の凄みがあるんですよね。 86 -エイティシックス- 86―エイティシックス― (電撃文庫) 作者: 安里

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  • ライトノベルは月に200冊発売されています - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    昔のラノベを語るにしろ今のラノベを語るにしろ、2、3作品ほど挙げるだけで「ラノベの大半を例示し終えました」という感じを出す人、新刊が月に数冊しか出ないジャンル小説みたいなイメージでラノベを認識しているのではないかという懸念がある。— mizunotori (@mizunotori) 2018年9月16日 ということでアンケートを取りました。 ラノベが毎月何冊発売されているか知らない人向けのアンケートです。 ラノベは毎月何冊発売されていると思いますか? 実際の数はリプライにぶら下げておくので回答してから見てください。— mizunotori (@mizunotori) 2018年9月16日 所詮はTwitterアンケートなのですが、やはりライトノベルの規模を小さく見積もっている人はそこそこいるのでは?と思ったので、そのあたりについての解説をさせていただきます。 まず最初に断っておきますが、こ

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    Dragoonriders
    Dragoonriders 2018/09/17
    数撃ちゃ当たる戦術。使い捨てられる作家も多そう。
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