先週末に、横浜で最も権威ある神社である伊勢山皇大神宮を訪ねました。総務課長に挨拶させていただき、興味深い話を聞くことができました。 伊勢山皇大神宮は最近、J:COMやFMヨコハマなど、100万円単位で出稿するマス広告を切ったそうです。それで何かしらマイナスの影響があったかというと、今年も1月の参拝者数は50万人。小さな敷地の神社には充分すぎるほどで、変化がなかった、と言うのです。白髪の混じる総務課長さんは「メディアがメディアとして機能していない」という感想を述べておられました。 J-COMやFMヨコハマなどの担当社は、(聞いた話を要約するとどうやら)「日本文化の源流たる神道を人々により認知してもらうために」と広告掲載を勧めていたようです。参拝者数増加など目に見える効果がなくとも、神社神道としては意義があるではないかと。しかし総務課長さんは、言っている内容はわかるし、心意気は素晴らしいとは思