食べるな危険!猛毒魚 南方系ソウシハギ、猿払で水揚げ (10/11 16:00) 猿払村漁協のサケ定置網で混獲されたソウシハギ=同漁協提供 【猿払】猿払村知来別前浜のサケ定置網に9日、「ソウシハギ」がかかった。宗谷総合振興局によると、管内で南方系のソウシハギが確認されるのは珍しいという。関係者は釣りなどで捕獲した場合は口にしないよう注意を呼び掛けている。 ソウシハギはカワハギ科で、相模湾以南の熱帯海域に分布する。内臓にはフグの数十倍の毒性がある「パリトキシン」という猛毒を含み、食べると手足のしびれや呼吸困難などを起こし、死に至ることもあるという。青い波状の線や黒い斑点があり、体が細長いのが特徴。 猿払村漁協によると、同日朝、カワハギに似た約30センチの魚が混獲され、その毒毒しい色合いから「怪しい」と感じた職員が調べたところ、ソウシハギと判明、廃棄した。同漁協によると、カワハギや同科のウマヅ