1979年10月に発売された無名の新人シンガー・ソングライター、久保田早紀のデビュー曲「異邦人」が誕生した陰にはすぐれた編曲家、萩田光雄によるプロの仕事があり、そこにはプロデュ-サーの力技が大きく関わっていた。 当時からこの作品のアレンジに対する評価は、同じプロの編曲家の間でも高いものだった。 最近もアレンジャーの森俊之が自身のツイッターで、こんな感嘆をつぶやいていた。 久保田早紀さんの異邦人の弦アレンジがあまりに素晴らしくて、やられっぱなし。原曲の編曲は萩田光雄先生。最も尊敬する日本の編曲家のお一人。何という印象的で耳の残るイントロ。そして必要不可欠な音だけで構成されたミニマリスティックなアレンジ。あの時代の歌謡曲は本当に素晴らしい。 — 森 俊之 (@Toshiyuki_Mori) May 13, 2013 「異邦人」はシルクロードの映像を使った三洋電機のカラーテレビのコマーシャル・ソ
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