Zennは、クラスメソッドが展開する技術者向けの知識共有プラットフォームです。Cloud Runを中心としたGoogle Cloudのソリューションをメインで使用しており、スケーラブルなWebアプリケーションとなっています。 このセッションでは、「サーバーレスとはなにか」という部分から改めてディス…
G-gen の佐々木です。当記事では、Google Cloud (旧称 GCP) のサーバーレスコンテナサービスである Cloud Run の Direct VPC Egress 機能について解説します。 前提知識 Cloud Run とは サーバーレス VPC アクセスコネクタとは 概要 Direct VPC Egress とは 使用方法 サーバーレス VPC アクセスコネクタと Direct VPC Egress の比較 コスト パフォーマンス 構成図 比較表 ユースケース 制限事項 Cloud Run services、Cloud Run jobs 共通の制限事項 サブネットに十分な IP アドレスが必要 Direct VPC Egress を使用できるコンテナインスタンス数の上限 メンテナンスイベント時の接続断 Cloud Run の実行環境(世代) Cloud Run jobs
はじめにこんにちは! TIG コアテクチームの川口です。本記事は、CNCF連載 の5回目の記事になります。 本記事では、CNCF の Knative を基盤として利用している Cloud Run と CNCF の各種ビルドツール ko, skaffold、Cloud Deploy を用いたうえで、アプリケーションのビルドからデプロイまでを行います。 扱う技術要素今回は、合計5つの技術要素を扱います。 全体感を掴むため、それぞれの技術とそれらの関連について図示します。 Cloud Run (Knative)Cloud Run は、Google Cloud におけるコンテナベースのサーバーレスコンピューティングサービスとしてよく知られているものかと思います。こちらは、基盤として Knative を採用しています。 この Knative は 2022年の3月に CNCF の Incupating
※この投稿は米国時間 2023 年 2 月 18 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。 Cloud Run を使用すれば、デベロッパーは、Google のスケーラブルなインフラストラクチャ上で実行されるサーバーレス環境に本番環境のウェブ アプリケーションと API を簡単にデプロイできます。開発チームは Cloud Run を活用して開発のアジリティを向上させ、迅速に反復処理できますが、多くの場合、インフラストラクチャのセキュリティ体制が見落とされています。十分な注意が払われていないセキュリティの側面として特に注目すべきなのが、アクセス管理と最小権限の原則です。 最小権限の原則とは、あるリソースに対してその機能に必要なリソースのみへのアクセスを許可することを示します。この原則は、ID の侵害によって攻撃者に幅広いリソースへのアクセスが許可されるリスクに対応
module.exports = { - experimental: { - outputStandalone: true, - }, + output: 'standalone', } Next.js の experimental features のひとつに、スタンドアロンモードがあります。 通常モードでは、本番リリース可能なビルドを用意する場合、yarn build による .next/ ディレクトリとあわせて node_modules も含めます。依存関係を解決するために必要ですね。一方スタンドアロンモードを有効にした上で yarn build するとビルド結果が異なります。.next/ディレクトリが作られる点は同じですが、そこにstandaloneディレクトリが追加されます。ここにはアプリを動かすためのファイルが依存関係も含めてすべて入っていて、.next/standalone/
2022/05/11にCloud Run Jobsがプレビューでリリースされました! Unlike services, which listen for requests, a job does not serve requests but only runs its tasks and exits when finished. 従来のCloud Runのserviceでジョブ的なことを実装する場合、ポートをリッスンしてリクエストを受け取り、ジョブを実行して、成功/失敗のレスポンスを返すという流れでした。 今回リリースされたCloud Run Jobsでは、ポートをリッスンする必要がなくなったということで、ついに待ち望んでいた機能がきたのか!?とさっそく動作確認し、僕が期待してたことは全部できそうでした🎉 これまでCloudBuildでワークフロー組んでたんですが、対応リージョン増えてC
TL; DRCloud Run にバッチ処理などを実行するのに便利な機能「Cloud Run jobs」が追加されました。従来の Cloud Run と違い、HTTP リクエストに依らず、任意のタイミングでコンテナ(Task)を実行可能で、より長時間の実行、 明示的な並列処理を行うことが可能です。 Cloud Run jobs とはCloud Run jobs とは Cloud Run で、バッチ処理などを行うための機能です。Cloud Run の第二世代の実行環境で動作し、「CPU を常に割り当てる」が適用されます。 従来の Cloud Run との違いは以下の通りです。 HTTP リクエストに依らない実行より長時間の実行 ( 複数の Task を組み合わせることにより 60 分以上の実行を実現 )明示的な並列処理注意: 2022 年 5 月 13 日現在、Cloud Run jobs
Next.jsといえば、Vercelで簡便なデプロイができることで有名ですが、GCPのCloud Runでもそれに負けないくらい簡単にデプロイできるようになってきました。 本記事では、GitHubでソース管理されたNext.jsアプリケーションをCloud Runにデプロイし、mainブランチへのpushをトリガーとしたデプロイの自動化を設定する方法を紹介します。 1. Next.jsアプリケーションの作成 Cloud Runでデプロイするためには、Next.jsをDockerに対応させる必要があります。Next.js公式がwith-dockerというexampleを公開しているので、今回はこれを利用しましょう。
Zennは、Next.js + Ruby on Rails(APIモード)を Google Cloud の App Engine へデプロイして稼働していました。最近、Rails の実行環境を App Engine Flexible から Cloud Run へ移行したので、その記録を残します。 ロードバランサーのバックエンドサービスを付け替えることで実現 最初に、どうやって移行したかです。Zennのバックエンドはもともとロードバランサーで構成されていました。以下の図のように、ロードバランサーの Backend Service より背後を切り替えることにより実現しています。Cloud Run とそこにアクセスするための Serverless NEG はあらかじめ稼働させておくことで、ダウンタイムなしで切り替えられました。 参考:負荷分散 | Google Cloud https://clo
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