このことで、家族で話をする時間が増えたことは、総じていいことであった。とくに、お父さん(夫)と子供との接触機会が増えた。もちろん、その結果として夫婦喧嘩、親子喧嘩になって、コロナ離婚もあるかもしれない。 しかし、父親は家族が食事を終わってから帰宅し(日本は男女の帰宅時間に大きな差がある国だ)、休日は疲れて寝ているとかいうことは減ったはずだ。 学校が休みだったことから、父親が勉強を教えるという機会も増えて、お父さんはいろんなこと知ってるらしいと見直されたという話も良く聞く。子供の教育を母親に任せておくなどおかしなことだ。 保育園も受け入れを絞ったので、外で働いているお母さんも育児をせざるをえなくなった。たいへんだったと思うが、父親も手伝わざるを得なくなり、親子の絆も深まったのだと思う。 日本の子育て支援は保育園拡充の一本足打法といわれ、私も批判してきた。欧米では、家族(両親や姉妹など含む)、