“恋愛の教祖”といわれるシンガー・ソングライター、松任谷由実(58)が気を吐いている。デビュー40周年記念ベストアルバム『日本の恋と、ユーミンと。』が売れまくり、英老舗ロックバンドのプロコル・ハルムとの競演ツアーも盛況だ。何が中年の心をとらえているのか。 先月20日リリースされたアルバムは、発売初週で34万枚を売り上げ、オリコンチャート1位を記録。加えて、ソロアーティスト史上初となるアルバム総売り上げ3000万枚を突破した。 「30代から50代以上まで、性別を問わず、恋愛が縁遠くなった中年世代の支持が熱い。この時期のベスト盤発売は、かつてレコード会社のボーナス原資といわれたが、ユーミンの売れ方はケタ外れ」と、都内の老舗レコード販売店主が明かす。 業界誌「オリジナルコンフィデンス12・3号」では、どこが共感を得たのかについて特集。3枚組46曲のうち、ファンが共感する楽曲のトップ10を集計。圧