8ミリフィルムで撮影された映像記録をデジタル保存するため、保管状態などを調べる浜崎学芸員(川崎市市民ミュージアムで) 市民が8ミリカメラで撮影した昭和の川崎の映像を後世に残そうと、川崎市市民ミュージアム(中原区)が「川崎の記憶を記録するプロジェクト」を始動させる。撮影から長い年月が過ぎてフィルムの劣化が進む中、家庭に眠るフィルムを提供してもらい、当時の町並みや行事など貴重な映像をデジタル化して保存しようという取り組みだ。「今が保存のラストチャンス」と協力を呼び掛けている。 8ミリフィルムは1965年、国産のコンパクト型カメラが発売され、急速に家庭に普及した。80年代半ばに家庭向けのビデオカメラが登場するまで、子どもの成長や家族のイベントを映像で記録する道具は8ミリフィルムが主流だった。そこには、活気あふれる高度成長期などの世相が映り込み、地域の歴史を知る資料にもなっている。 しかし現在、多
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く