トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 「命の価値」訴訟が結審 判決は来月30日 2012年2月10日 20時46分 知的障害のある次男を事故でなくした遺族が、損害賠償で「将来得られたはずの収入はゼロ」と算定されたのは「命の差別だ」と訴えた裁判は10日、名古屋地裁で審理を終えた。判決は3月30日に言い渡される。 名古屋市守山区の特別支援学校高等部1年伊藤晃平さん=当時(15)=は2007年、市内の短期入所施設で階段から転落し死亡。母親の啓子さん(54)らは、労働者の平均賃金を基に、晃平さんが将来得るはずの収入を4千万円と計算し、計7600万円の支払いを施設側に求めている。 裁判を終え、啓子さんは「健常者並みの賠償を認める判決を期待している」と話した。(中日新聞) この記事を印刷する PR情報 Ads by Yahoo!リスティング広告 最新記事 日弁連会長選、決着つか