宮台真司教授 襲撃事件後初めて対面で講演 会場では警戒強化 | NHK東京 八王子の東京都立大学で男に刃物で切りつけられ重傷を負った、社会学者の宮台真司さんが、30日、都内で事件後初めてとなる対面での講演を行いました。 去年11月、東京都立大学南大沢キャンパスで、この大学の教授で社会学者の宮台真司さん（63）が男に刃物で切りつけられて全治6週間の重傷を負い、警視庁は防犯カメラに写った男の映像を公開するなどして捜査を進めていますが、今も容疑者の特定には至っていません。 宮台さんは、去年12月上旬に退院したあと、インターネット番組に出演するなどの活動を続けていて、30日、目黒区の大学で開かれた授業に講師として招かれ、事件後初めてとなる対面での講演を行いました。 会場ではスタッフが来場者に本人確認をするなど警戒が強化される中、宮台さんはおよそ50人の学生などを前に3時間余り「格差と分断」をテーマに、芸術や教育のあり方などについて講演や議論をしました。 講演のあと、
