ブックマーク / wezz-y.com (6)

  • 「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと - wezzy|ウェジー

    2023.12.30 18:00 「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと 2年ほど前に「世界史講義録」というウェブサイトの「最初の授業」という記事がバズったことがありました。これは高校世界史の授業初回で、アーサー王伝説の「ガウェインの結婚」をとりあげ、歴史は面白い……というような話の枕にするというものです。 詳しくはリンク先の元記事を読んでいただきたいのですが、非常にざっくり説明すると、アーサー王が敵の騎士から「すべての女性がもっとも望むことは何か」という問いを出され、それの答えが「自分の意志を持つこと」だったという話をネタに、「700年から500年くらい前の時代につくられた物語」なのに既に女性の人権に関係するようなトピックを取り扱っていて現代的だ……という内容です。 このウェブサイトの講義は、2009年発行の竹田青嗣『中学生からの哲学「超」入

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    ET777 2023/12/31
  • 小山田圭吾×荻上チキ 東京オリパラ騒動から2年…小山田圭吾は何を思い、考えたのか〜いじめ、メディア、キャンセル - wezzy|ウェジー

    東京2020オリンピック・パラリンピックの開催が差し迫った2021年7月19日に、ミュージシャンの小山田圭吾さんが開会式の楽曲制作担当の辞任を発表した。これまでもインターネット上で言及されてきた、雑誌のインタビュー記事での「いじめ発言」が改めて問題視されたことを受けてのものだった。それから約二ヶ月後の9月17日には小山田さんの公式サイトに、いじめ発言が掲載された雑誌記事の背景や現在の心境、謝罪などが書かれた「【いじめに関するインタビュー記事についてのお詫びと経緯説明】」が掲載され、2022年5月25日に活動再開が発表された。 記事は、小山田さんと評論家・荻上チキさんとの対談である。小山田さんの当時の心境や出来事を伺うとともに、NPO「ストップいじめ!ナビ」の理事を務める荻上さんにいじめ問題の知見をお話しいただいている。またメディアやSNSを中心としたインターネット上での反応も含めた一連の

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  • 日本人がなぜ黒人アリエルに「ノー」と言う?~『リトル・マーメイド』をめぐる3度目の紛糾 - wezzy|ウェジー

    「黒人の人魚」がまたも紛糾している。3月12日のアカデミー賞にディズニーの実写版『リトル・マーメイド』の主役であるアリエル役のR&Bシンガー、ハリー・ベイリーが登場し、同作の予告編を上映したのだ。 黒人アリエルの是非については、2019年のキャスト発表時と、コロナ禍による制作延期を経て昨年9月にハリー・ベイリー演じるアリエルのお披露目とも言える歌唱シーンの予告編が発表された際の2度、SNSで激しい議論が起こった。 昨年は予告編を見て目を輝かせる黒人の子供たちの映像がSNSに溢れ、同時に「原作に忠実」なキャストを望むファンからの批判が噴出した。その批判に対して「ディズニーの『オリジナル』も、そもそもはグリム童話『人魚姫』の改作ではないか」などの反論が出た。この経緯については以下2の記事の詳細を書いた。 稿では、主に日での「原作に忠実なキャストを望む」声について考えてみたい。なお、アカデ

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    ET777 2023/03/27
    キリスト教美術が支配のために人種差別を盛込んだのは人類痛恨のミス/戦後カルチャーもしばらく米国ですら欧州成分強いと思う。肌青いまであるやっぱりインドがナンバーワン
  • 【アーカイブ】荻上チキ×北村紗衣「アメコミヒーローが戦っているもの」 - wezzy|ウェジー

    8月5日、『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋)刊行記念イベント、荻上チキ×北村紗衣「アメコミヒーローが戦っているもの」のアーカイブ動画です。 2000年代後半から現在まで公開が続いているアメコミヒーロー映画/ドラマについて、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)を中心に、それぞれのシリーズの変遷を振り返りながら、各作品やヒーロー表象の批評を行っていただいたイベント。これからアメコミヒーロー作品を追いたいという方にも、改めて整理をしたいと考えている方にも、うってつけの102分になっていると思います。 ぜひ『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋)と一緒に、映像批評やアメコミ作品の楽しさを体感してください。 荻上チキ 評論家。社会調査支援機構チキラボ所長。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表理事。ラジオ番組『荻上チキ・

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    ET777 2022/12/12
  • 知られざるプレコード映画の世界(1)~実は奥深い映画規制「ヘイズ・コード」 - wezzy|ウェジー

    Motion Picture Production Code (Hays Code), cover of a paper copy.(wikipedia Commonsより) ハリウッド映画には「プレコード・ハリウッド」という分類があります。これはトーキーが始まった1929年~1930年頃から、通称「ヘイズ・コード」ことモーション・ピクチャー・プロダクション・コードが厳密に施行されるようになる1934年の7月頃までのハリウッドを指しています。 ヘイズ・コードは保守的・道徳的な見地からハリウッド映画の内容を規制する決まりで、このコードが遵守されるようになる前と後ではハリウッド映画の描写にかなりの違いがあります。 ハリウッド映画史を考える上では重要なヘイズ・コードですが、なんとなく「エロや暴力を規制するお堅い決まり」というようなイメージで受け取られており、実際にどんなものだったのかについて詳し

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  • 知られざるプレコード映画の世界(2)ニーチェにかぶれたヒロインが悪賢く人生を取り戻す『紅唇罪あり』 - wezzy|ウェジー

    2022.12.10 18:00 知られざるプレコード映画の世界(2)ニーチェにかぶれたヒロインが悪賢く人生を取り戻す『紅唇罪あり』 前回の記事ではヘイズ・コードの概要について説明しました。今回からは何回かを使って、ヘイズ・コードが厳しく運用されるようになる直前、1930年代初め頃のプレコード映画の中から面白そうな映画を紹介していきたいと思います。 今回とりあげるのは、ヘイズ・コードが強化されるきっかけのひとつになったという悪名高い1933年の映画『紅唇罪あり』(Baby Face)です。アルフレッド・E・グリーン監督作で、バーバラ・スタンウィックがタイトルロールである「ベイビーフェイス」(童顔)ことリリー・パワーズを演じています。 いったいどんな話なのか…? 『紅唇罪あり』は、禁酒法時代のペンシルヴェニア州エリーで始まります。ヒロインであるリリーは父親ニック(ロバート・バラット)が経営す

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    ET777 2022/12/12
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