2012年1月27日、任天堂の第3四半期決算が発表されました。そこで、2012年3月期の決算における連結営業損益予想を前回の10億円の黒字から、450億円の赤字に下方修正しました。分かりにくい言葉が並びますので簡単に言うと、1年を3ヶ月ごと4つに分けて業績の発表を行ってるんですが、そのつど、1年間でこれぐらい儲かりそうという予測を立てるんですね。で、先日その3回目の発表を行い、その場でこれまでの予想は間違っていて、赤字になりそうだと任天堂が発表したわけです。 業績を下方修正した大きな理由として、円高による差益損益がまず1つ。日本円が高くなればなるほど、輸出中心の企業は打撃を受けます。任天堂は日本で大きなシェアを持っていますが、それは任天堂のビジネス全体から見れば2割程度でしかなく、海外の方が経営にとって遥かに大きなインパクトがあります。異常とも言える円高に対応が追いついていかない、というの
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