あいまいな記憶をはっきりさせようとして、情報源を思い出そうとしても、思い出せないことがあります。特に書籍の場合は、デジタル情報と違って検索しにくいため、思い出すのが困難です。今回はデジタルツールを使って、書籍を情報源として整理する方法を紹介します。 よくある問題:それをどこで知った? 今のような情報過多とも言える時代には、あって当然、もしくはもうあきらめてしまった方がいい問題かもしれません。「情報源健忘」という心理現象があります。 もちろん以前から「情報源健忘」という問題は存在していました。つまり、改めて知識を得たのだけれども、その知識をどこから仕入れたか、思い出せなくなってしまうのです。 これは、いろいろな場面で問題になりますが、とりわけ、おぼろげな記憶をはっきりさせようとしたとき、人が悩むことなのです。たとえば、見たことがあるような、ないような人の顔が目に入ってくると、たいていこう自問