2008年1月27日のブックマーク (1件)

  • ここしばらくの目標、のための谷山浩子小論 - 思っているよりもずっとずっと人生は短い。

    今年の目標を書こうとしたら、そこからどんどん遡行をはじめて、収拾がつかなくなったというか、そもそも目標はどうでもいい感じになってしまいました。が、せっかくなのでとりあえず書き残しておきます。以下、敬称略。 図式的に(やや乱暴に)まとめてしまうと、90年代の谷山浩子の核心は、『王国』から『銀のたてがみ』へと至る経路の中に象徴されていたと言えるでしょう。同様に、ゼロ年代の谷山浩子の核心は、『ゆりかごの歌』を経て『よその子』に至る回路の中に象徴されるのだと言えます。 『王国』での「輝く偽りの」幸福を育んでいた「きみとぼくだけがまっすぐに映る」歪んだ王国=空間は、80年代から90年代にかけてのバブル期の社会=セカイの戯画であり、そしてそこへの執着は「世界へと続く通路を閉ざせ すべて」という閉鎖の欲望に結びついていました。その停滞を乗り越え、その先へと進むために、『銀の風のたてがみ』では「無人の荒野

    ここしばらくの目標、のための谷山浩子小論 - 思っているよりもずっとずっと人生は短い。
    Eco
    Eco 2008/01/27
    ありがとう、もやもやしたものが形になって現れてくるようでほっとする文でした