イスラエルの主要テレビ局はパレスチナ自治区ガザで飢餓に苦しむ住民の様子を放映した後、アンカーはカメラを見つめて「これは広報の失態ではなく、道徳の崩壊であると認めるときが来たのではないだろうか」と視聴者に問いかけた。 1968年に米CBSのウォルター・クロンカイト氏は、ベトナム戦争は米国に勝利をもたらさないとの見解を戦地から視聴者に示した。イスラエル・テレビ局のアンカーによるコメントが、そうした分岐点になるかどうかは不明だが、過去1年10カ月近くにわたりイスラム組織ハマスとの戦争を一貫して支持してきたイスラエルに、重要な転機となり得る発言だった。 メッセージアプリ「ワッツアップ」のグループチャットや、人権団体の報告からは、世論が戦争支持から離れつつある兆候が見られる。2023年10月7日にハマスがイスラエルを急襲し、1200人を殺害した上で250人を拉致したことに端を発した戦争で、ガザでは6
ナチスとイスラエルを並列で比較 発端となったのは、薛氏が14日夜に投稿した1枚の画像だ。 イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、シンボルマークである「かぎ十字(ハーケンクロイツ)」部分にぼかしをかけたナチス・ドイツの旗と、イスラエル国旗とを並べ、両者を比較する内容だった。 ナチス側には「ユダヤ人を虐殺」「アメリカは敵国」、イスラエル側には「ユダヤ人が虐殺」「アメリカはATM」と対比。さらに両者の共通点として、「我々は特別で神聖な民族である」「国力の多くを軍隊に投入」「国際法は無視するもの」「占領した土地に入植を進める」と列挙した。 薛氏は、中国の攻撃的な外交スタイル「戦狼外交」の代表例として知られている。 過去にもSNSで過激な主張を繰り返しており、21年には台湾問題に関連して、「台湾独立=戦争。はっきり言っておく! 中国には妥協の余地ゼロ!!!」と投稿。これに対し、松原仁衆院議員が国会で
イランの最高指導者ハメネイ師は、トランプ米大統領が呼び掛けたイスラエルに対する降伏を拒否した。 ハメネイ師は自身の公式ウェブサイトに掲載した発表文で、「イランは降伏するような国でないと米国民は理解するべきだ」と主張、「米国による軍事侵略があれば、いかなるものであろうが間違いなく回復不能な損失を負うことになる」と続けた。 イランとイスラエルの交戦は6日目に入った。トランプ氏は17日、国家安全保障チームと緊迫化する中東情勢について協議しており、米国がイスラエルのイラン攻撃に近く加わるとの観測が再燃している。 事情に詳しい複数の関係者によると、会合は1時間余り続いた。ホワイトハウス当局者は協議終了後もコメントや声明を控えている。トランプ氏は協議終了後にイスラエルのネタニヤフ首相と会談したと、ホワイトハウス当局者は明らかにした。 ただ、イランによるミサイル、ドローン攻撃が落ち着きを見せ始めたとして
イスラエルのカッツ国防相は10日、地中海で拘束したスウェーデン出身の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんらに対し、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスによる虐殺の動画を見せたと明らかにした。イスラエルメディアが報じた。グレタさんらは途中で見るのを拒否したとし、カッツ氏は「彼らは真実から目を背けている」と批判した。 報道によると、活動家らに見せたのは、ハマスが2023年10月7日にイスラエル領内に越境し、民間人ら約1200人を殺害した際の映像。カッツ氏は「彼らは殺害された人たちよりも殺人者たちを好んでいることを改めて示し、ハマスによる恐ろしい行為を無視し続けている」と述べた。
大統領専用機「エアフォースワン」で記者団の質問に答えるトランプ大統領=25日/Mandel Ngan/AFP/Getty Images (CNN) トランプ米大統領は25日、ヨルダンのアブドラ国王との電話会談で、パレスチナ自治区ガザ地区の住民を一斉に移住させる案を示し、協力を求めたことを明らかにした。 トランプ氏は大統領専用機内で、記者団に電話会談の内容を聞かれ、パレスチナ人をさらに受け入れるよう要請したと答えた。 「ガザはめちゃめちゃだ」と語り、150万人に上る避難民に言及して、「すべてを一掃する」と提案。「ガザではほとんどすべてが取り壊され、人々が亡くなっている。そこで、私が一部のアラブ諸国と協力して別の場所に住宅を建て、気分を変えて平穏に暮らしてもらうのがいいと思う」と、異色の構想を披露した。 ヨルダンとエジプトに住宅の提供を求めたいと話し、エジプトのシーシ大統領には26日にこの件を
はてなだとイスラエルってもはや絶対的な悪って感じで扱われてるやん けど、俺はパレスチナの方がよっぽどしんどいと思っちゃうんよな なんでかって言うと、戦争はやむを得ない側面もあるけど、テロは絶対に認められないからさ もしイスラエルと戦うんだったら戦争すればいいんだよ 戦力が違い過ぎるって言う人もいるけど、それは勉強不足で当たり前だけど戦争って1か国でするものじゃないんだよ アラブ国家と協力してパレスチナはずっと戦争してきたし、戦力的に勝てる見込みをもってやってきたんだよ テロを認めるってイコール民間人巻き込むことを前提にしてるからな 民間人を巻き込むことを前提にしたら、当事者間では民間人を巻き込むことに対する批判に正当性持たせること出来なくなる この罪が大き過ぎるんよ
第79回国連総会で、演説するイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。米ニューヨークの国連本部にて(2024年9月27日撮影)。(c)Charly TRIBALLEAU / AFP 【9月28日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は27日、国連(UN)は同国を不当に扱っており、「茶番劇」と化していると非難した。 ネタニヤフ氏は「あえて言う。ユダヤ人国家であるイスラエルが他の国々と同等に扱われ、反ユダヤ主義という苦境が完全に解消されない限り、国連は、世界中の公正な人々からは茶番劇としか見なされないだろう」と訴えた。 イスラエルのダニエル・メロン(Daniel Meron)ジュネーブ国際機関政府代表部大使も24日、昨年10月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)による奇襲攻撃以来、イスラエルは国連から不当かつ過剰な批判を受けていると主張し、国連
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。テルアビブで(2023年12月31日撮影)。(c)ABIR SULTAN / POOL / AFP 【5月3日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は2日、非ユダヤ人からの支援があれば歓迎するが期待できないとして、ユダヤ人は必要ならば「孤立」も辞さない姿勢を示した。 ネタニヤフ氏は、5日に始まるホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)記念日の式典でたいまつ持ちを務めるホロコースト生存者らと首相府で面会し、「われわれは孤立せざるを得ないなら、孤立する」「非ユダヤ人を軍に入隊させることができるなら、それは良いことだ。だが、われわれ(ユダヤ人)が自衛できなければ、誰も守ってくれない」と述べた。 イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)侵攻をめぐり、最も緊密な同盟国である米国を
米フロリダ州パームビーチにある自邸「マーアーラゴ」で、米大統領選へ向けた予備選や党員集会が集中する「スーパーチューズデー」の結果を見守るパーティーに出席するドナルド・トランプ前米大統領(2024年3月5日撮影)。(c)CHANDAN KHANNA / AFP 【3月6日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領は5日、FOXニュースのインタビューで、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃に支持を表明した。米国に対し、同盟国イスラエルに抑制を促すよう求める圧力が国際社会で強まる中、トランプ氏としてはこれまでで最も明示的な発言となった。 トランプ氏は「イスラエル側か」と問われたのに対し、「イエス」と答えた。 イスラエルによるガザ攻撃に関する質問にも「問題を終わらせなければならない」と述べ、支持する姿勢を示した。 一方、11月の米大統領選
上川外務大臣は、訪問先のイスラエルでコーヘン外相と会談し、ハマスの攻撃はテロであり、断固非難する考えを示しました。そして両外相は一般市民の安全確保や事態の早期沈静化に向けて協力していくことで一致しました。 上川外務大臣は、イスラエルのテルアビブで日本時間の午後4時ごろからおよそ40分間、コーヘン外相と会談しました。 冒頭、上川大臣は「イスラエルの方々との連帯の意を伝えるために訪問した。ハマスの攻撃はテロであり、赤ちゃんから子ども、女性や高齢者も含めて、一般の市民に対する攻撃と誘拐はどのような理由であれ正当化できず、断固非難する。犠牲者に心から哀悼の意を表するとともに、ハマスによって誘拐された人たちの一刻も早い解放を心から祈っている」と述べました。 コーヘン外相は「10月7日はユダヤ人にとってホロコースト以来の最悪の日だった。日本のイスラエルに対する支援と連帯に感謝する」と述べました。 会談
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