ソウル(CNN) 韓国南西部にある全羅南道羅州市の警察は8月31日、7歳女児を自宅から連れ去り、暴行した疑いで男を拘束したと発表した。 韓国社会では異常な犯行に対する怒りが広がり、ソーシャルメディアでは犯人の厳罰を求める声が相次いだ。CNN系列局によると、李明博(イ・ミョンバク)大統領は31日、警察庁を予告なしに訪問し、今回の事件を未然に防げなかった当局の対応を謝罪した。 調べによると、女児は自宅の居間で母親、3人の兄弟と寝ていたところ、連れ去られていた。女児は警察に、容疑者は知らない男と話している。拉致の詳しい経緯などは伝えられていない。 女児の両親は現地時間の30日午前7時ごろ、子どもがいないことに気付き、約30分後に警察に通報。周辺の警察からの応援も得て女児を捜していたところ、同日の午後0時55分ごろに羅州市の川近くの歩道で発見した。 同市の警察当局者によると、女児は裸姿で毛布に包ま