ビッグマック指数というのがある。世界で売られているビッグマックの価格が各国の経済力に関係しており、為替レートと比較することで、今後為替レートがどういう風に変動するかを予測したりできるというものだ。 例えば、日本のビッグマックの値段が300円、アメリカでは2.5ドルで売られているとする。ビッグマック指数では、ビッグマックは世界中でほぼ同じ品質のものであり、各国で同じ価値を持っていると考える。そうすると、日本円のアメリカドルに対するビッグマック指数は、1ドル=300/2.5=120円ということになる。もしこのときの為替レートが1ドル=110円だったとすると、為替相場はビッグマック指数に比べて円高であり、円が過大評価されているから、今後1ドル=120円に向けて円安が進むだろう、と推測する、といった感じで利用する。 ちなみに2011年7月に発表された最新ビッグマック指数では1ドル=78.7円であり
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