興味深く、かつ鋭いコラムがあった。 首都圏青年ユニオンの事務局次長として労働問題に取り組んでいる方の記事だ。なおこのコラムの著者は1995年生まれらしい。素晴らしい若者だ。 4割超の人が最低賃金水準で働く現実。最賃はもはや家計補助賃金ではない hbol.jp 要点は以下の通りである。 まとめ:最低賃金をめぐる従来の「常識」が通用しなくなってきている今、「生活賃金=最低賃金」とするために、最低賃金を1,500円にするべきである かつて最低賃金、またはその付近の賃金で働くのは、家計補助のための主婦のパートや学生アルバイトが中心であった しかし最近では、最低労働賃金付近の従業員が激増しており、「最低賃金=家計補助賃金」と言えなくなってきた この原因は、「家計補助的労働者」ではない非正規労働者の増加と、最低賃金付近正社員の増加が要因である かつての常識が通用しなくなったので、「生活賃金=最低賃金」