(やっぱ、赤だな) だいぶ前になるけど、時々行くスタバで、おふたりのお洒落なおばあちゃんを見かけた。 おひとりは、真っ赤なカーディガンに茶色のコットンのオーバーオール、もうおひとりは、アジアンチックなタイダイ柄のワンピースに、真っ赤なスヌードを巻いていた。 おふたり共々、頭は真っ白。 余計に、身に付けてる赤が映え、愛嬌があって清らかな雰囲気があった。 私より先に、店から出ていたおふたり、駐車場の車の前で、まだお喋りしていた。 それぞれの車で、待ち合わせて来たんだろう。 どちらの方の車か、それも真っ赤な軽自動車だった。 赤は、若く見せる効力がある。 おふたりのおばあちゃんを見て、私もマネして、赤を身につけていこうと思った。 赤というと、色々なイメージが浮かぶが、ほとんど生命力を感じたり、生きていくのに必要なエネルギーが多い。 「お日様」だったり「火」。 「血」。 「赤ちゃん」は 新生児の皮膚