北海道警札幌中央署は16日、金の延べ棒のレプリカを盗んだとして、住所不定無職石川隼一(じゅんいち)容疑者(36)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。 発表によると、石川容疑者は6月22日午後2時25分頃、札幌市中央区にある貴金属品などを扱うリサイクル店で、棚に陳列してあった金の延べ棒のレプリカ(約4000円相当)を盗んだ疑い。同署によると延べ棒は約350グラムの金メッキ製で、比重の違いから本物の金だった場合には約500グラムに相当するという。 仮に本物の金だった場合には、貴金属会社の示す価格表を参考にすると、200万円に達していたと見られる。石川容疑者は「本物だと思った」と、容疑を認めているという。