http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008021302087055.html 日本弁護士連合会の新会長を決める選挙では、「安定した生活をしたい」という多くの弁護士の本音が噴出したようだ。 過剰論は、要するに都会で恵まれた生活ができる仕事が減った、ということではないだろうか。 司法書士などの試験と同じく司法試験も法曹資格を得る試験にすぎず“生活保障試験”なぞではない。 「弁護士資格を得たら、必ず弁護士として暮らしていけるよう参入規制すべきだ」とも聞こえる増員反対論に共感する一般国民は少ないだろう。 弁護士をやるとすぐにわかりますが、「都会で恵まれた生活ができる仕事」というのは、全体の中ではほんのごく一部であり、大多数の弁護士は、細かい仕事を、面倒をいとわず、こつこつとやっているものです。そういう地味な生活をして、事務所を