2回に分けて,Androidの実装形態とAPIを紹介する。Google社がAndroidのソフトウエア開発キット(SDK:software development kit)を公開した,2007年末の情報に基づいたものである。当時公開されていたのはAndroidの一部だったものの,その構成や設計思想は,公開された範囲からうかがい知ることができた。AndroidのカーネルはLinuxだが,それ以外の部分はLinuxとはかなり違う。独自の仮想マシンを重視した設計だが,一方で既存のJavaプログラムとの互換性を生かそうとするなど「いいとこ取り」を目指している。(以下の本文は,『日経エレクトロニクス』,2007年12月17日号,pp.61-66から転載しました。内容は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります) 2007年12月1日時点で公開されている情報を基に,Androidがどのよ
2008/09/13 グーグルが提供するオープンソースのモバイル端末向けソフトウェアプラットフォーム「Android」に早い時期から注目し、勉強会を続けてきた日本のコミュニティが「日本Androidの会」を9月12日に設立。開発者をはじめ、Androidに興味をもつ法人、個人に門戸を開く。同日、東京・秋葉原で設立記者会見を開いた。 組み込み系、コンテンツ系、Web系と、すでに多くの業界関係者が個人的に参加しており、Androidの普及や発展を目的としてワーキンググループを設置する。設立時点でのワーキンググループは「コンテンツWG」「Web・マッシュアップWG」「DalvikVM WG」「Android SDK探訪WG」「組み込みWG」「勉強会WG」「ビジネスWG」「Market Place WG(仮称)」「PF(プラットフォーム・プロファイル)WG」の9つ。 勉強会として個人を中心にスター
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く