古代史=神話というイメージが拭えない。確かにロマンあふれる物語だが、真実ではないだろう。だが日本には『古事記』や『日本書紀』という過去の偉人たちが積み上げてきた第一級の資料が残されている。 ならば徹底的に科学で解明しようというのが本書の狙いである。著者は大学共同利用機関法人自然科学研究機構の科学者だ。坂本は「生理学研究所」でヒトの脳機能を、共著者の渡辺英治は「基礎生物学研究所」で動物の心理を研究している。歴史マニア同士が愛知県岡崎市にある研究所で偶然出会ったことからこの本は始まった。 ふたりが最も大切にしたこと、それは彼らが育った科学の世界の価値観だ。科学に求められるのは「再現性」。だが歴史的事実にそれを求めるのは不可能だ。ならば頼りしたのは何か。 まずは地名や建造物などの「モノ」。遺跡などの位置情報や正確な形はインターネットで簡単に手に入る。 次は「ヒト」。古代の人々の心も現代人とはそう
愛知県一宮市の中学校で、記紀が史実であるかのように校長が主張したという。 神話や建国記述「間違ってない」「感動した」 一宮市教委の注意で削除の中学校長ブログに激励(1/6ページ) - 産経ニュース 「神武天皇以来2675年に渡り、我が国は日本型の民主主義が穏やかに定着した世界で類を見ない国家です」などと、学校サイトの校長ブログに掲載していたそうだ。 これは歴史だけでなく公民も小学校から学びなおすべきとしか思えない。 さすがに教育委員会にも問題とされてブログエントリは削除された。しかし上記の産経記事のように無理やりな擁護が出てきている。 天皇の血統で売ってるタレント竹田恒泰氏*1も、仁徳天皇の善政をたたえた部分について、下記のようにツイートした。 もちろん多数の批判がおこなわれ、武烈天皇の存在も指摘された。 はてなブックマーク - 竹田恒泰 on Twitter: "【一宮校長ブログ削除事件
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