あらゆる分野のオタクのオアシスともいえる神保町の書店・書泉グランデで「表現の自由」をめぐる騒動が勃発し、注目を集めた。 書泉グランデは、神保町と秋葉原に店舗を持つ有名小売り書店・株式会社書泉の一角を担う店舗だ。その中でも書泉グランデは、鉄道・車・バイク・格闘技など、あらゆる分野のマニアックな本が揃う書店として知られている。2011年にアニメイトグループに買収されてからしばらくは棚に混乱も見られたが、現在はそれも落ち着き、マニアな情報を得るには欠かせない書店として継続しているのである。 そんな書店での騒動のもとになったのは、公式Twitter(@shosengnd)でのツイートだ。 9月23日、このアカウントで「在日特権を許さない市民の会」の会長として知られる桜井誠氏の著書『大嫌韓時代』(青林堂)を紹介する「隣国が嫌いな方、なぜ嫌われているのか気になる方や、植民地支配、戦勝国気取り、領土問題