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2019年6月10日のブックマーク (1件)

  • 文京区の崖下の私娼窟跡地 - ライブドアニュース

    今回は、文京区の崖下の私娼窟跡地を散歩します。郷台地の西側の崖下に位置する丸山福山町(現在の文京区西片一帯)には、日露戦争の頃、「新開地」と呼ばれる歓楽境ができ、そこには銘酒屋と呼ばれる私娼窟がありました。 銘酒屋とは、「御料理」の看板を掲げているものの料理は出さず、空瓶の銘酒を棚に並べて飲み屋を装いながら、私娼を置いて客の求めに応じて売春させる店のことで、明治時代から大正時代にかけての風俗営業の一種でした。明治の女流作家の樋口一葉の代表作「にごりえ」は、この銘酒屋で働く「お力」を主人公にした小説で、明治27年にこの地に引っ越してきた一葉の実体験に基づいています。一葉の旧居跡(現在の興陽社ビル)の後方には西片の台地がせまっていて、一葉の住まいが崖下にあったことがわかります。 この崖下から柳町仲通り商店街のあたりまでの一帯が「新開地」で、大正期に白山花街が建設されるまでの濫觴(らんしょう)

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