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古野まほろに関するErlkonigのブックマーク (3)

  • 古野まほろと読者とネタ - 地質学的変動

    『天帝のはしたなき果実』の中にはさまざまなネタが含まれています。たとえばミステリ、サブカルチャー、吹奏楽、オペラ、外国語など。読者は吹奏楽をやった経験があれば吹奏楽の描写に記憶を掘り起こされ、Zガンダムが好きであればハマーンさまがどうこういう部分にニヤリとするといえるでしょう。ではこのようなネタを小説中に入れることは知らない読者を排除しているのでしょうか? そうではありません。まず我々にはインターネットという武器があります。知らない言葉が出てきたらググることでその元ネタがなんなのか知り、ひとつ物知りになることが出来ます。それに、作中に登場するネタは多岐にわたっておりそのすべてを網羅することは非常に難しいでしょう。しかしネタがひとつも解らないということもまた考えにくいでしょう。つまり読者はあるネタに対しては共感し、あるネタに対しては疎外感を覚えるという状態になります。だから読者は世界に入り込

    古野まほろと読者とネタ - 地質学的変動
    Erlkonig
    Erlkonig 2009/08/30
    面白い。作品に違和感を感じた時、即座にそれを欠点だと判定するのではなく、「なぜ作者はそれをそう書いたか?」と問うことで読みが深域に入ると。うみねこのテーマにも通じる話。読者と作者の信頼関係。
  • 天帝のはしたなき果実 古野まほろ C-  - 棒日記

    Erlkonig
    Erlkonig 2009/06/01
    わーいボロクソだーって喜びながらコメント欄見たら続編以降誉められててさらに衝撃。
  • 古野まほろ『天帝のはしたなき果実』読了。 - monochrome diary

    天帝のはしたなき果実 (講談社ノベルス) 作者: 古野まほろ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/12メディア: 新書購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (125件) を見る地雷だ地雷だと云う評判があちらこちらから聴こえてくる作なので、なんとなく身構えて読んでしまったんですがね、はふう、これは僕は断然支持です。地雷として愛するのではなくて、普通に積極的支持ね。歴代メフィスト賞の中でも10の指に入る(←たいしたことないな)。 冒頭から100ページ以上、登場人物や世界設定などの説明もほとんどなく*1、事件も何も起こらないのだが、それをずっと読んでいてもいいくらい文章にハマった。読んでも読んでも情景が浮かばないこと山の如し。こんな文章ゴミだと仰る向きもあろう。だがちょっと待ってほしい。情景が浮かばなければ、読み易くなければ駄目な文章なのか。自分の読解力想像力が

    Erlkonig
    Erlkonig 2009/06/01
    わぁい!>ただ殺人の謎解きに入ると、アリバイ検証や推理合戦がかなり単調。推理自体は結構まともな本格っぽい感じだけど、なんかそれも余計に思えてくる。それより地の文章読ませろ
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