同時期にアメリカに生まれた、ADHD気味な二人の男性の180度異なる半生記。一人は12歳でロボトミー手術を受け、もう一人は黄金の50年代を謳歌する。 偶然最近二冊とも読んだのだが先に「黄金期」の方を読んで、その後ロボトミーの方を読み、途中で 「あれ、この人って、もう一冊に出てきた人と同世代じゃないの?」 と思って確認したら、ロボトミーの人が1948年生まれ、もう一人が1951年とたった3年違いだった。 「黄金期」のほうはユーモアたっぷりのエッセー、紀行文、科学関係の本の著者として知られるBill Brysonのもの。 (Bill Brysonは、A Short History of Nearly Everythingという本の著者でもある。これ、出色のできです。変な科学者・偉大な科学者・とんでもない科学者、そしてその人たちの発見がこれでもか、というばかり出てくる。以前、枕の10分の一は垢と
New York TimesのIn Hard Times, Fear Can Impair Decision-Making 。経済神経学者が、恐怖により人々の決断がどう捻じ曲げられるかについて書いた記事。 「将来に恐れを感じていると、人間は現状維持に走り、新しいものを探索する、リスクを取るといった行動は抑制される」ということ。そんなの当たり前じゃないか、と思うかもしれないが、ポイントは「非論理的なまでに」現状維持を図り、「非論理的なまでに」新規探索を拒むということ。 「将来の恐れがある際に取る非論理的な行動」としてはこんな例が。 we attached electrodes to the tops of their feet. Although not unbearably painful, the shocks were designed to be unpleasant enough
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