2013年7月29日午後、都内で日経情報ストラテジー主催の「データサイエンティスト講座」が開催され、トップデータサイエンティストの講演に250人が熱心に聴き入った。 「日本のトップが伝授 数字と人を見極め、業績を伸ばす」と題したこのセミナーには、花王、大阪ガス、アイズファクトリー、楽天の各社から、4人の著名データサイエンティストが登場。各社の取り組みを紹介しつつ、利益を出す心得や効果的な時間の使い方、データサイエンティストを目指す人が陥りやすい落とし穴、データサイエンティストの日常業務などについて解説した。 花王の情報システム部門統括付部長である大路延憲氏は、在庫日数29%減、欠品率65%減とめざましい成果をあげたSCMプロジェクトの例を語りながら、データサイエンティストの心得として3つのMを挙げた。その上で「まず目的(Mindset)と評価尺度(Measurement)を明確にし、それか
![トップデータサイエンティストが、心得を伝授](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)