有機消費者協会機関誌より ジョージ・ライト記者(AP) 訳 河田昌東 美味で健康的な養鶏を目指す科学者らによって作られた「はだか」のチキンに対して動物愛護団体が抗議している。 羽無しチキンの「モンスター」。これは、見かけは奇妙だが、赤い皮膚のブロイラーはスーパーマーケットには受けるだろう。何故なら、これは通常のチキンに比べて成長が早く脂肪が少ないからだ。おまけに陳列棚に並べる前に羽を取る手間がかからない。 この新たな遺伝子組換えで作られた鶏の品種は、イスラエルのテルアビブ近郊のレホボット研究所の遺伝学者アブドル・キャハナーによって作られた。彼によればこのニワトリは通常のニワトリに比べて、暖房による成長障害にさらされにくいので、暖かいところでは早く成長するだろう。 「ブロイラーの成長は暑い時期には極端に落ちるので、暖かい国でブロイラーの肉が高い原因である」。 キャハナー氏は、このニワトリが羽