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ブックマーク / movie.maeda-y.com (9)

  • 超映画批評『食堂かたつむり』4点(100点満点中)

    堂かたつむり』4点(100点満点中) 2010年2月6日公開 全国東宝系 2010年/日/カラー/119分/配給:東宝 原作:小川糸 監督:富永まい 脚:高井浩子 出演:柴咲コウ 余貴美子 三浦友和 ブラザートム 早くも年度を代表する良作の登場か 映画堂かたつむり』は、作詞家で小説家の小川糸による同名原作の映画化。このは人気テレビ番組「王様のブランチ」で絶賛されベストセラーになったもので、ためしにamazonを見てみると、私が作者だったら枕を泣き濡らすに違いない、心温まる読者レビューの嵐である。 ブタをペットとして飼い、経営するスナックで一癖もふた癖もある常連客を軽くあしらうエキセントリックな母(余貴美子)のことが、倫子(柴咲コウ)は昔から嫌いだった。だが失恋のショックで声が出なくなった倫子は、そんな母のもとに戻り、近所で小さな堂を開業する事に。一日に一組だけのお客さんに

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    EurekaEureka 2011/01/16
    "映画版を見た人も、原作を読んだ人たちと同じ感想を持つことができる、きわめて原作に忠実な実写化"
  • 超映画批評『ティンカー・ベル』100点(100点満点中)

    『ティンカー・ベル』100点(100点満点中) Tinker Bell 2008年12月23日(火・祝)より、ロードショー 2008年/アメリカ/カラー/79分/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ 監督:ブラッドリー・レイモンド、キャラクター創造:J・M・バリー 、脚:ジェフリー・M・ハワード 声の出演:メイ・ホイットマン、ルーシー・リュー、アンジェリカ・ヒューストン、アメリカ・フェレーラ もっとも有名な妖精、ティンカーベルが4部作に 08年冬のディズニーはアニメーション二立てだが、先行する『WALL・E/ウォーリー』こそが大命なのは誰の目にも明らか。こちら『ティンカー・ベル』は、アメリカでも小規模にひっそりと公開されたきり。彼らは四部作の壮大なプロジェクトにすると意気込んでいるが、この調子では2以降はビデオのみ、なんてことにもなりかねない。 ネバーランドにある妖精の谷に、元気

  • 超映画批評『僕の彼女はサイボーグ』採点不能(100点満点中)

    『僕の彼女はサイボーグ』採点不能(100点満点中) 2008年5月31日(土)より、サロンパス ルーブル丸の内他全国松竹・東急系にてロードショー 2008年/日/カラー/120分/配給:ギャガ・コミュニケーションズ powerd by ヒューマックスシネマ 監督:クァク・ジェヨン キャスト:綾瀬はるか、小出恵介 サイボーグの綾瀬はるかとラブラブ同棲?! 『僕の彼女はサイボーグ』は、『猟奇的な彼女』(01年、韓国)のクァク・ジェヨン監督が、綾瀬はるか&小出恵介の魅力をこれまでにないほど引き出したラブコメディの傑作である。しかも見終わった後、多くの人は言葉を失うほどの衝撃を受ける。 21歳の誕生日、モテない大学生のジロー(小出恵介)は、ちょっぴり乱暴な美少女(綾瀬はるか)と再会した。1年前の自分の誕生日に偶然出会い、そのまま去った不思議な女の子だ。しかし今回の彼女は、感情希薄でどこかとんちん

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    EurekaEureka 2008/05/25
    すごく見たくなる俺ガイル
  • 超映画批評『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』70点(100点満点中)

    『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』70点(100点満点中) 多少の脳内補完が必要だが、感動できる 原作・武論尊、作画・原哲夫『北斗の拳』は、88年まで週刊少年ジャンプに連載された漫画だが、いまだにパチスロや各種パロディなどでひっきりなしに引用される名作である。週刊コミックバンチでは、オリジナルの前時代のお話にあたる『蒼天の拳』も連載されている。恐らく、一度も読んだことがない人でも、その名前くらいは知っていることだろう。 『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』は、全5作の製作が予定されている『北斗の拳』再アニメ化プロジェクトの第1弾だ。"真"と名がついているが、これは原作やアニメ版では描ききれなかったエピソードに、スポットを当てるという意味もある。何しろこのアニメ映画版の脚を担当しているのは、オリジナル連載を原哲夫らと作り上げた名編集者、堀江信彦なのだ。大いに期待が高ま

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    EurekaEureka 2006/03/08
    俺も映画館でのトレーラーで違和感を。やっぱラオウはあのひとですよねぇ…DJラオウ
  • 超映画批評『キング・コング』90点(100点満点中)

    『キング・コング』90点(100点満点中) 筋肉はT-レックスの牙よりも強し 『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の監督、ピーター・ジャクソンは、9歳のときにテレビで見た、『キング・コング』(1933)に衝撃を受け、映画監督を志したという。その情熱は、12歳のときにミニチュアを用意して、自らリメイクをはじめたほど。やがて彼は30年の時を経て、作品を監督、ついに長年の夢を実現させたことになる。 この、ピーター・ジャクソン監督によるリメイク版『キング・コング』をみて、最も私が素晴らしいと感じる点は、まさにその、作品に対する愛情の深さにある。随所にキングコング、そしてオリジナル作品への思いの深さ、敬意が感じられるし、全身全霊をかけたと思わせるほどのパワーも感じられる。さすがは「33年のオリジナルが一番好きな映画」と公言しているだけのことはある。 舞台は1930年代、不況真っ只中のアメリカ。野心家

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    EurekaEureka 2005/12/19
    "これこそ2006年お正月映画の中で、ダントツのベスト1"
  • 超映画批評『七人のマッハ!!!!!!!』85点(100点満点中)

    『七人のマッハ!!!!!!!』85点(100点満点中) 世界中のあらゆるアクション映画の中でも、トップクラスに位置する タイのアクション映画は、『マッハ!』の成功により世界中の映画ファンの注目を浴びることになった。そりゃそうだ。あの傑作アクションムービーは、それまでCGやワイヤーを使ったインチキくさい動きに辟易していた人々に、卓越した肉体の動きだけがもつ迫力を思い出させてくれたのだから。 たしかにCGやワイヤーワークを使えば、わずかな訓練期間で、どんなにドンくさいアイドルの女の子を使っても、そこそこのアクション映画を作ることができる。しかし、人々が求めていたのはそんなまがいモノではない。並外れた運動神経を持つ者による、物の動き、物のアクションなのだ。 そして、再びその期待にこたえてくれるのがこの『七人のマッハ!!!!!!!』。とてつもなく安直な邦題はともかく、作は『マッハ!』のアクシ

  • 超映画批評 : 『機動戦士ZガンダムII 恋人たち』 30点 (100点満点中)

    『機動戦士ZガンダムII 恋人たち』30点(100点満点中) いくらなんでもぶった切りすぎ 今年2005年の5月に公開され、予想以上のヒットを飛ばした『機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-』に続く第二弾。テレビシリーズを再編集した上にいくつかの新カットを加え、画面と音響には様々なデジタル処理を施し、現代の観客が極力違和感なく見られるようになっている。 反地球連邦組織エゥーゴと、連邦軍内のエリート組織ティターンズの戦いは激化していた。主人公の少年、エゥーゴの戦士カミーユ(声:飛田展男)は、地球で物憂げな少女フォウ・ムラサメ(声:ゆかな)と出会い、惹かれ合う。しかし彼女は敵対するティターンズの強化人間だった。悲しい別れを経験した後に戻った宇宙で、彼は新型モビルスーツ、Zガンダムのパイロットとなるのだった。 いやはや、このパート2には参った。いくらなんでもこの編集はカットしすぎだ。流れをぶった切り

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    EurekaEureka 2005/10/30
    あえて今日ブクマ。ココまで酷評はしないけど...俺的には、ゆかな=フォウは○。池鶴=サラは3部に期待。
  • 超映画批評『宇宙戦争』35点(100点満点中)

    『宇宙戦争』35点(100点満点中) スターウォーズが公開されたら吹っ飛ばされてしまうだろう トム・クルーズ主演&スティーブン・スピルバーグ監督という最強コンビによるSF超大作。H・G・ウェルズ原作による53年の同名映画のリメイクとなる。 主人公の港湾労働者(T・クルーズ)はこの週末、離婚したとの間にできた息子と娘(ダコタ・ファニング)とともに過ごすことになっていた。しかし、天空からの恐るべき侵略者により、彼らの平和と地上は破壊される。 結論から言うと、『宇宙戦争』は「コドモ一人勝ちの映画」だ。コドモというのは、トム・クルーズの娘役を演じる天才子役のダコタ・ファニングのことで、文句なしに彼女はこの映画に出てくるほかの誰よりも演技力がある。ショーン・ペン、デンゼル・ワシントンでさえ、彼女と競演するとわれてしまうのだから、トム・クルーズでは話にならないとは思っていたがこれほどとは……。正直

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    EurekaEureka 2005/07/02
    あ、やっぱり?トレーラー観てもわくわくしなかったんで...
  • 超映画批評『オペレッタ狸御殿』20点(100点満点中)

    『オペレッタ狸御殿』20点(100点満点中) オダギリ&ツィイーのファンにとっては地雷 世界的に人気の出てきたアジア女優チャン・ツィイーと、日のオダギリジョーが共演する異色のオペレッタ(ハッピーエンド版オペラ)。 強欲な城主(平幹二朗)は、「やがて息子の美しさがあなたを上回る」との女予言者(由紀さおり)の言葉に焦り、息子(オダギリ)を秘境の山に捨てることを画策する。ところが息子はその山で、世にも美しい姫(チャン・ツィイー)と出会うことになる。 全編サイケデリックといってもよさそうな無秩序な色彩感覚に彩られ、ツィイー演じる狸の姫様やオダギリジョー、パパイヤ鈴木ら個性的な顔ぶれのキャストが歌い、踊りまくる。妙ちくりんな合成映像、舞台劇のような安っぽいセット、無国籍感覚の着物のデザインなどがごた混ぜになり、監督の実験的映像遊びとでもいえそうな不思議映像が延々と続く。 この、世にも不思議な怪作を

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    EurekaEureka 2005/06/07
    こちらも酷評(笑)
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