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ブックマーク / www.tokyo-kurenaidan.com (3)

  • 梶井基次郎の京都を歩く

    今週も引き続き「梶井基次郎を歩く」を掲載します。今週は「梶井基次郎の京都を歩く」です。大正8年の第三高等学校入学から大正13年の卒業までを歩きます。 <「檸檬(れもん)」> 梶井基次郎の初の作品集「檸檬」が発刊されたのが昭和6年5月15日でした。お金が余りなかったのでしょう、表紙のデザインは非常にシンプルで、題名と筆者名だけです。「えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか――酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。これはちょっといけなかった。結果した肺尖カタルや神経衰弱がいけないのではない。また背を焼くような借金などがいけないのではない。いけないのはその不吉な塊だ。以前私を喜ばせたどんな美しい音楽も、どんな美しい詩の一節も辛抱がならなくなった。蓄音器を聴かせてもらいにわざわざ出かけて行

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    EurekaEureka 2006/09/10
    残念ながら丸善はもう京都にはありません。|八百卯もなくなりました
  • 東京紅團 (東京紅団)

    東京を歩いてみると、思い がけない所に歴史文化の痕跡をみつけることができます。目まぐるしくかわる東京を季節の風景も交えて紹介します 「小林秀雄の世界」 の二回目として大阪・奈良を歩きます。長谷川泰子に「出て行けっ」と言われ、小林秀雄は関西に向かいます。関西では知り合いの大阪谷町にある日蓮宗のお寺に滞在しますが、長くは続かず、京都から奈良の志賀直哉邸に向かいます。 『 小林秀雄の世界 大阪・奈良を歩く 』 です。暫定版 ※写真は高見澤潤子さんの「兄 小林秀雄(新潮社版)」です。 ●芥川龍之介 ├生誕から府立三中まで ├一高から東京帝大時代 ├鎌倉・横須賀を歩く ├京都を歩く-1- ├大阪を歩く-1- └田端を歩く ●浅見光彦 │  -西ヶ原 ・王子を歩く- ├上中里駅から一里塚まで ├滝野川署から西ヶ原まで └飛鳥山公園から王子駅まで ●池波正太郎 昔の味散歩

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    EurekaEureka 2005/09/30
    つくづくWebは広いと感じる。東京に限らず国内の文学者にゆかりの地を紹介するページ。膨大な資料集。
  • 歌舞伎口上散歩

    2001年1月1日 V01L03 ”知らざあ言って聞かせやしょう  浜の真砂と五右衛門が歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里ヶ浜、その白浪の夜働き、以前を言やあ江ノ島で、年季勤めの稚児が淵、百味講で散らす蒔き銭をあてに小皿の一文字、百が二百と賽銭の,くすね銭せえ段々に、悪事はのぼる上の宮、岩院で講中の、枕捜しも度重なり、お手長講と札付きに、とうとう島を追い出され、それから若衆の美人局、ここやかしこの寺島で、小耳に聞いた爺さんの、似ぬ声色でこゆすりたかり名せえゆかりの弁天小僧菊之助たぁ俺がことだぁ!”はご存じ、白波五人男の一人「弁天小僧菊之助」が歌舞伎の「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)、浜松屋の場」で諸肌脱いで言うセリフです 。カッコいいですね!! 今回は東海道を股にかけた大泥棒、白波五人男を取り上げてみます。 歌舞伎の”白波五人男”とは、「河竹黙阿弥」の作で5人の大泥棒が主人

    EurekaEureka
    EurekaEureka 2005/09/30
    「東海道を股にかけた大泥棒、白波五人男」ゆかりの地のレポート。5人の口上も有り。
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