ビクター、世界初の木製振動板を採用したスピーカーを開発 ―今年中に製品化、価格は従来と比べ2~3割高価 日本ビクター株式会社は25日、木製シートを振動板に採用した世界初の木製スピーカーユニット「ウッドコーンスピーカー」を発表した。都内で開かれた発表会では、同ユニットを搭載したスピーカーの試作機も展示され、試聴も行なわれた。年内にも製品化を予定している。 従来のダイナミック・スピーカーの振動板素材は、紙パルプやプラスティック、アルミなどが使われている。今回のウッドコーンスピーカーはカバ材の丸太から切り出した厚さ約0.28mmの木製シートを、独自の成形工法技術でコーン型、およびドーム型の振動板に成形している。プレス加工を経ても、パルプのようにリグニンやセルロース、ヘミセルロースといった木材の主成分を破壊することがないため、臨場感が高く、木ならではの自然な再生音を実現したという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く