価格は120cc入り1袋で180円。本来はしょうゆの搾りカスから作るが、より旨みを強くするため、大豆から直接発酵させている。写真のように小さじ一杯をご飯にかけて食べるほか、納豆に混ぜてもおいしいのだとか(画像クリックで拡大) 山形の伝統食「しょうゆの実」が、新たな定番商品になりそうな兆しを見せている。もともとは、大豆からしょうゆを作った搾りカスに、塩とこうじを加えて発酵させたもの。凝縮されたしょうゆの風味と、大豆の粒の残ったもろみ味噌のような食感が特徴だ。 山形県庄内地方で昔から食べられていたが、2009年4月30日から、東京・銀座のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」で取り扱いを開始。「商品自体が地味なこともあり、月ごとに集計する売り上げランキングでは、いつも圏外。せいぜい一日5~10食程度しか売れませんでした」(同店物販部門、郷守武志さん)と、販売から一年近く人気の出ないままだったが